物語の舞台である鎌倉河岸、金座裏は、現在の東京駅の北側、大手町から日本橋本石町、内神田あたりです。ちなみに、呉服橋を渡ったところにあった定廻り同心寺坂毅一郎が属する北町奉行所は、東京駅八重洲北口から新幹線のホームにいたる辺りにありました。
金座裏に最も近い橋、「一石橋」は、日銀から東京駅方面を望む首都高速の下にあります。なぜ、一石かというと、両側に金座後藤庄三郎と呉服商後藤縫殿助の屋敷があり、後藤+後藤=五斗+五斗=十斗=一石という洒落でした。
女剣士永塚小夜は、一時愛し、子供小太郎の父親である秋田数馬を倒しましたが、精神的には大きな打撃を受けた。しかし、シングルマザーとして立ち直ることでしょう。