明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

時事ネタ 京都 散策 歳時記 花見頃など

前原 墓穴釈明と新たな疑惑 ズサンな領収書がゾロゾロ

2012年10月30日 21時21分01秒 | Weblog
前原 墓穴釈明と新たな疑惑 ズサンな領収書がゾロゾロ

(日刊ゲンダイ)より

言い分どおりなら違法状態

臨時国会のスタートとともに、前原誠司国家戦略相(50)に「事務所費疑惑」が噴き出した。

自らの政治団体が秘書の自宅マンションを「主たる事務所」として届け出て、

1000万円超の事務所費などを計上。

釈明に追われた前原は、記者団から疑惑の団体の領収書公開をせっつかれると、

「法律ウンヌン」とごまかした。

前原にその気がないなら、本紙が公表しよう。

問題の団体の領収書のコピーを情報公開請求したところ、

不審な領収書が「ゾロゾロ」なのである。


「ホテルニューオータニでの美容代」2万6250円、「伊勢丹のゴルフウエア」3万6855円、

「目黒の高級寿司店でのクレジット支払い」3万9960円――これらは、

問題の政治団体「まえはら誠司東京後援会」が、09年分の

政治資金収支報告書に添付した領収書の一部だ。


それぞれ収支報告書には「代理出席訪問着着付け」「記念品」「軽食代」として

支出計上されているが、写真の通り宛名が空欄だったり、

「前原」としか記されていない領収書がゴッソリとあるのだ。

これほどズサンな領収書はサラリーマン社会では通じない。

税務署なら、なおさらだ。個人の飲み食い代や、

理容代を政治団体にツケ回ししたと疑われても仕方ないだろう。


問題は今回の事務所費疑惑が法に抵触しているのかどうかだ。

きのう(29日)の会見で、前原は「事務所はれっきとした実体がある。

何ら問題はない」と強調したが、この釈明はハッキリ言って墓穴だ。

前原の言い分通りに活動実体があれば、事務所の家賃を報告書に計上しなければ

おかしいが、09年分から詳細な公表が義務付けられた事務所費の内訳を見ても、

家賃に該当する記載はナシ。

家賃0円なら、法律上は事務所提供者からの「寄付」にあたるが、

問題の秘書からの寄付の記載もナシだ。


◆もはや辞任しか道はない

「政治資金オンブズマン」共同代表の上脇博之・神戸学院大法科大学院教授(憲法)はこう言う。

「政治資金規正法で禁じられた『収支報告書の不記載』の疑いがあります。

5年以下の禁錮、あるいは100万円以下の罰金が科せられる違法行為です。

一義的には政治団体の会計責任者が嫌疑をかけられ、

どこまで故意に記載しなかったのかが問われます」


今回のケースだと、会計責任者は前原の公設秘書で、

事務所提供者は前原の元政策秘書だ。

上脇氏は「2人とも規正法の趣旨を理解していて当然の立場で

『知らなかった』の弁明が通用しない可能性がある。

もちろん、前原氏の責任も重大です」と指摘した。

昨年、外国人献金が発覚した際に前原は「違法行為」を理由に外相の職を辞した。

今回も違法の疑いがあるし、首相時代に閣僚の事務所費疑惑に悩まされた

自民の安倍総裁は「リベンジ」に燃えている。

前原の政党支部の報告書をめくれば、

妻からの借金1000万円を政党交付金=税金で返済するなど、新たな疑惑も見つかる。

前原には潔く大臣を辞任する道しか残されていない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿