競争力会議 竹中が安倍内閣の命取りになる
(日刊ゲンダイ)より
◆国民も仰天!麻生財務省も激怒
また、あの男が戻ってきた。
テレビを見ていて、「ゲゲッ」と思うのが竹中平蔵氏だ。
安倍内閣は7日、内閣官房に「日本経済再生本部」を新設し、看板を掲げた。
再生本部には全閣僚が参加し、その傘下に民間人による「産業競争力会議」を設ける。
竹中は、この「競争力会議」のメンバーに入る。
で、TVに出てくる出てくる。
例によって、立て板に水でしゃべりまくり、さながら、安倍内閣の閣僚みたいだ。
しかし、この男が過去に何をやったか。
決して忘れてはならない。
竹中といえば、小泉内閣で金融・経財相や総務相を歴任。
経済政策の司令塔として、格差を拡大させた張本人だ。
金融相時代は日本振興銀行を異例のスピードで認可し、
郵政民営化に代表される「民営化」や「規制緩和」を推し進め、
外資をボロ儲けさせた“売国奴”でもある。
揚げ句が参院議員任期を4年も残して、トンズラした無責任男だ。
評論家の佐高信氏も驚いていた。
「そんな人物を経済政策を担う会議のメンバーに加えるということは、
安倍内閣は内外に『再び格差を拡大させる』と宣言したようなものですよ。
まして、竹中氏には数多くの疑惑が積み残されている。
日本振興銀行をつくった木村剛氏は逮捕された。
認可した竹中氏はなぜ、無傷なのか。
学者時代は日本と米国を行き来することで、課税を逃れている“逃税”も指摘された。
さらに規制緩和で儲けた外資の手先ともいわれました。
そんなこんなで、しばらくは表舞台から消えていたのに、
選挙前に維新の会の候補者選定に関わり、ちゃっかり安倍内閣で復活した。
自民党のいい加減さ、ケジメのなさの象徴です」
◆安倍はナーンにも人事がわかっちゃいない
竹中抜擢の背景には菅官房長官の影がちらつく。
竹中総務相のときに菅は総務副大臣として仕えた仲だ。
「で、当初は経済財政諮問会議のメンバーに入れようという動きもあった」(事情通)という。
しかし、麻生財務相が反対して潰し、その結果、産業競争力会議に回ったとされる。
「こうした経緯を見ても分かるように、竹中さんは内閣の火種になりますよ。
麻生さんとは犬猿の仲だし、
内閣官房参与になった飯島勲・元首相秘書官とも折り合いが悪い。
大体、国土強靭化でバラマキをやろうとしている安倍政権と
新自由主義者の竹中氏とは路線が違う。
この人事は整合性がないのです」(自民党関係者)
それなのに、安倍内閣が竹中を起用するのは菅の薦めだけでなく、
安倍のお気に入りだからだ。
「一種のお友達。安倍さんはまだ人事が分かっていない」(同)
とこき下ろされているし、今後、竹中がでしゃばれば、必ず、
軋轢(あつれき)を生む。月内にも経済戦略の議論を始めるというが、
発足前から空中分解しそうな雲行きだ。
(日刊ゲンダイ)より
◆国民も仰天!麻生財務省も激怒
また、あの男が戻ってきた。
テレビを見ていて、「ゲゲッ」と思うのが竹中平蔵氏だ。
安倍内閣は7日、内閣官房に「日本経済再生本部」を新設し、看板を掲げた。
再生本部には全閣僚が参加し、その傘下に民間人による「産業競争力会議」を設ける。
竹中は、この「競争力会議」のメンバーに入る。
で、TVに出てくる出てくる。
例によって、立て板に水でしゃべりまくり、さながら、安倍内閣の閣僚みたいだ。
しかし、この男が過去に何をやったか。
決して忘れてはならない。
竹中といえば、小泉内閣で金融・経財相や総務相を歴任。
経済政策の司令塔として、格差を拡大させた張本人だ。
金融相時代は日本振興銀行を異例のスピードで認可し、
郵政民営化に代表される「民営化」や「規制緩和」を推し進め、
外資をボロ儲けさせた“売国奴”でもある。
揚げ句が参院議員任期を4年も残して、トンズラした無責任男だ。
評論家の佐高信氏も驚いていた。
「そんな人物を経済政策を担う会議のメンバーに加えるということは、
安倍内閣は内外に『再び格差を拡大させる』と宣言したようなものですよ。
まして、竹中氏には数多くの疑惑が積み残されている。
日本振興銀行をつくった木村剛氏は逮捕された。
認可した竹中氏はなぜ、無傷なのか。
学者時代は日本と米国を行き来することで、課税を逃れている“逃税”も指摘された。
さらに規制緩和で儲けた外資の手先ともいわれました。
そんなこんなで、しばらくは表舞台から消えていたのに、
選挙前に維新の会の候補者選定に関わり、ちゃっかり安倍内閣で復活した。
自民党のいい加減さ、ケジメのなさの象徴です」
◆安倍はナーンにも人事がわかっちゃいない
竹中抜擢の背景には菅官房長官の影がちらつく。
竹中総務相のときに菅は総務副大臣として仕えた仲だ。
「で、当初は経済財政諮問会議のメンバーに入れようという動きもあった」(事情通)という。
しかし、麻生財務相が反対して潰し、その結果、産業競争力会議に回ったとされる。
「こうした経緯を見ても分かるように、竹中さんは内閣の火種になりますよ。
麻生さんとは犬猿の仲だし、
内閣官房参与になった飯島勲・元首相秘書官とも折り合いが悪い。
大体、国土強靭化でバラマキをやろうとしている安倍政権と
新自由主義者の竹中氏とは路線が違う。
この人事は整合性がないのです」(自民党関係者)
それなのに、安倍内閣が竹中を起用するのは菅の薦めだけでなく、
安倍のお気に入りだからだ。
「一種のお友達。安倍さんはまだ人事が分かっていない」(同)
とこき下ろされているし、今後、竹中がでしゃばれば、必ず、
軋轢(あつれき)を生む。月内にも経済戦略の議論を始めるというが、
発足前から空中分解しそうな雲行きだ。
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