秀逸な投稿紹介~小沢問題をすっきり読み解く。
「政治資金収支報告書は絶対間違っていない」より
「政治資金収支報告書は絶対間違っていない」は、HNが物語るように、
経済政策などについて鋭い指摘を行ってくれるBBS初期からの投稿者なのですが、
今回の検察の言いがかりが如何にひどいものであるか
ともすれば単なる好悪の感情論に陥りがちなこの問題に関する論議に
きわめて単純明快な理解をもたらしてくれると感じました。
ぜひリンク先でスレッド前後の流れにあたっていただきたいのですが、
投稿の核心部分を引用しておきます。
~~~~~~~~以下、引用~~~~~~~~
今回の事をわかりやすいように他の事例に変えます。
選挙事務所を建てる時を事例とします。
X年12月に工事業者に1000万円前払い金を払いました。
資金は政治家個人がとりあえず1000万円用立てしました。
その後、銀行で政治家個人の名義で選挙事務所建設資金として4000万円借入しました。
それは政治家からの借り入れとしました。
政治資金報告書には、まだ事務所は完成していないし使っていないので
政治家から4000万円借り入れたとだけ記入しました。
政治家個人が用立てて支払った手付金だから、
報告書には記載しませんでした。
翌Y年1月に完成し残金3000万円を工事業者に支払いました。
政治資金報告書には、選挙事務所が完成して使用開始したのが1月だったので、
その年に4000万円を事務所費に記載しました。
政治家個人には、その年に他からの収入で4000万円を返済しました。
それも記載しました。
以上が例です。
今回このなかでどこが虚偽記載と言われているかといえば
・政治家個人が一時的に立て替えて払った手付金1000万円をX年報告書に記載しなかった。
・Y年に4000万円を支払ったように記入した。
これを今回の小沢氏の取引に換えてみます。
選挙事務所→秘書の寮
建築代金→土地と建築代金
X年12月→平成16年10月26日
Y年1月→土地登記平成17年1月7日、建物登記平成17年9月14日
手付金1000万円→土地取得費3億4千万円
個人の用立て1000万円→4億円
残金3000万円→建設費用2300万円
選挙事務所使用開始Y年→寮の使用開始平成17年9月14日
政治家個人が銀行借入をして政治団体への貸付4000万円→政治家個人が銀行借入をして政治団体へ貸し付け4億円
どうでしょう、まったく状況は同じです。
経理をしている人なら知っていると思いますが、
費用とするのは実際に使用開始した時点です。
ですから、今回の場合なら平成17年の収支報告書に記載するのが正しい。
したがって、登記も少しずらして17年にもってきたのは登記と使用開始年を統一するためであり理由がある。
土地を平成16年に取得しているが、土地建物一体で見ればまだ使用するには未完成で半分の状態であり、
手付金を払っただけと変わらない。
また不動産は政治家個人での取引にしなければならない以上、
まだ政治団体の支出に載せなくてもよい。
個人の所有であるとい状態であっても不思議でない。
以上、全く報告書の記載は正しい。
石川氏が錯覚してこれが正しくないと思ったかどうかわからない。
でも結果として正しい報告書を作っている。
これを虚偽記載という人は、
もし石川氏が平成16年の収支報告書に事務所費として土地購入代金を記載していたなら、
まだ使ってもいない段階で支出に載せるのはおかしい。
虚偽記載だというでしょう。
どっちにしても虚偽記載だと地検は、いうのにきまっています。
言いがかりにすぎません。
~~~~~~~~以上、引用終わり~~~~~~~~
金額がわれらに縁のない桁であること、
無理やり金の出所がダーティなものであると印象付けようとした(が、失敗した。笑)こと
この2点を除いて考えるなら、
石川議員初め3名の現・元秘書が起訴された件というのは
当にこのたとえ話どおりの<事件>であり、
これを容認してしまっては
それこそ
「権力が罪だといえばそれは全て罪である」
恐怖政治そのものでしょう。
特にこの問題で、
石川議員や小沢幹事長に何らかのアクションを求める方は
この指摘に答える義務ありと考えます。
「政治資金収支報告書は絶対間違っていない」より
「政治資金収支報告書は絶対間違っていない」は、HNが物語るように、
経済政策などについて鋭い指摘を行ってくれるBBS初期からの投稿者なのですが、
今回の検察の言いがかりが如何にひどいものであるか
ともすれば単なる好悪の感情論に陥りがちなこの問題に関する論議に
きわめて単純明快な理解をもたらしてくれると感じました。
ぜひリンク先でスレッド前後の流れにあたっていただきたいのですが、
投稿の核心部分を引用しておきます。
~~~~~~~~以下、引用~~~~~~~~
今回の事をわかりやすいように他の事例に変えます。
選挙事務所を建てる時を事例とします。
X年12月に工事業者に1000万円前払い金を払いました。
資金は政治家個人がとりあえず1000万円用立てしました。
その後、銀行で政治家個人の名義で選挙事務所建設資金として4000万円借入しました。
それは政治家からの借り入れとしました。
政治資金報告書には、まだ事務所は完成していないし使っていないので
政治家から4000万円借り入れたとだけ記入しました。
政治家個人が用立てて支払った手付金だから、
報告書には記載しませんでした。
翌Y年1月に完成し残金3000万円を工事業者に支払いました。
政治資金報告書には、選挙事務所が完成して使用開始したのが1月だったので、
その年に4000万円を事務所費に記載しました。
政治家個人には、その年に他からの収入で4000万円を返済しました。
それも記載しました。
以上が例です。
今回このなかでどこが虚偽記載と言われているかといえば
・政治家個人が一時的に立て替えて払った手付金1000万円をX年報告書に記載しなかった。
・Y年に4000万円を支払ったように記入した。
これを今回の小沢氏の取引に換えてみます。
選挙事務所→秘書の寮
建築代金→土地と建築代金
X年12月→平成16年10月26日
Y年1月→土地登記平成17年1月7日、建物登記平成17年9月14日
手付金1000万円→土地取得費3億4千万円
個人の用立て1000万円→4億円
残金3000万円→建設費用2300万円
選挙事務所使用開始Y年→寮の使用開始平成17年9月14日
政治家個人が銀行借入をして政治団体への貸付4000万円→政治家個人が銀行借入をして政治団体へ貸し付け4億円
どうでしょう、まったく状況は同じです。
経理をしている人なら知っていると思いますが、
費用とするのは実際に使用開始した時点です。
ですから、今回の場合なら平成17年の収支報告書に記載するのが正しい。
したがって、登記も少しずらして17年にもってきたのは登記と使用開始年を統一するためであり理由がある。
土地を平成16年に取得しているが、土地建物一体で見ればまだ使用するには未完成で半分の状態であり、
手付金を払っただけと変わらない。
また不動産は政治家個人での取引にしなければならない以上、
まだ政治団体の支出に載せなくてもよい。
個人の所有であるとい状態であっても不思議でない。
以上、全く報告書の記載は正しい。
石川氏が錯覚してこれが正しくないと思ったかどうかわからない。
でも結果として正しい報告書を作っている。
これを虚偽記載という人は、
もし石川氏が平成16年の収支報告書に事務所費として土地購入代金を記載していたなら、
まだ使ってもいない段階で支出に載せるのはおかしい。
虚偽記載だというでしょう。
どっちにしても虚偽記載だと地検は、いうのにきまっています。
言いがかりにすぎません。
~~~~~~~~以上、引用終わり~~~~~~~~
金額がわれらに縁のない桁であること、
無理やり金の出所がダーティなものであると印象付けようとした(が、失敗した。笑)こと
この2点を除いて考えるなら、
石川議員初め3名の現・元秘書が起訴された件というのは
当にこのたとえ話どおりの<事件>であり、
これを容認してしまっては
それこそ
「権力が罪だといえばそれは全て罪である」
恐怖政治そのものでしょう。
特にこの問題で、
石川議員や小沢幹事長に何らかのアクションを求める方は
この指摘に答える義務ありと考えます。
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