円、84円台半ば〔ロンドン外為〕(22日)
USドル・日本円 5分足 チャート
http://www.gaitame.com/market/chart/usd_5.html
【ロンドン時事】22日のロンドン外国為替市場の円相場は、米国の追加金融緩和観測を背景にした円買い・ドル売りが進展、1ドル=84円台半ばまで強含んだ。
84円台をつけるのは、政府・日銀が単独介入した15日以来1週間ぶり。
午後4時現在は84円45~55銭と、前日午後4時(85円30~40銭)比85銭の円高・ドル安。
一方、ドル売りの流れを受けユーロは上伸。一時1ユーロ=1.3441ドルと、4月22日以来約5カ月ぶりに1.34ドル台をつけた。午後4時現在は1ユーロ=1.3405~3415ドル(前日午後4時は1.3130~3140ドル)。
対円では同113円25~35銭(112円00~10銭)。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明が追加緩和を示唆したことで、市場では「完全に流れがドル売りに傾いた」(邦銀筋)格好。
特にこの日は、「順調だったポルトガルの国債入札などを受け欧州の債務懸念が後退した」(市場関係者)とされ、ドルは対ユーロで下げが加速した。
一方、ドルは対円でもジリ安。
23日の祝日や日米首脳会談を控え、「日本政府は動きにくいとの思惑から短期筋は83円台を狙っている」(別の関係者)との指摘が上がる。
ただ「83円台に突入すれば政府は円売り介入してくる」(邦銀筋)との見方も強く、市場は神経戦の様相を呈している。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.5660~5670ドル(1.5540~5550ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9845~9855フラン(1.0035~0045フラン)。
USドル・日本円 5分足 チャート
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【ロンドン時事】22日のロンドン外国為替市場の円相場は、米国の追加金融緩和観測を背景にした円買い・ドル売りが進展、1ドル=84円台半ばまで強含んだ。
84円台をつけるのは、政府・日銀が単独介入した15日以来1週間ぶり。
午後4時現在は84円45~55銭と、前日午後4時(85円30~40銭)比85銭の円高・ドル安。
一方、ドル売りの流れを受けユーロは上伸。一時1ユーロ=1.3441ドルと、4月22日以来約5カ月ぶりに1.34ドル台をつけた。午後4時現在は1ユーロ=1.3405~3415ドル(前日午後4時は1.3130~3140ドル)。
対円では同113円25~35銭(112円00~10銭)。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明が追加緩和を示唆したことで、市場では「完全に流れがドル売りに傾いた」(邦銀筋)格好。
特にこの日は、「順調だったポルトガルの国債入札などを受け欧州の債務懸念が後退した」(市場関係者)とされ、ドルは対ユーロで下げが加速した。
一方、ドルは対円でもジリ安。
23日の祝日や日米首脳会談を控え、「日本政府は動きにくいとの思惑から短期筋は83円台を狙っている」(別の関係者)との指摘が上がる。
ただ「83円台に突入すれば政府は円売り介入してくる」(邦銀筋)との見方も強く、市場は神経戦の様相を呈している。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.5660~5670ドル(1.5540~5550ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9845~9855フラン(1.0035~0045フラン)。
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