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USダウ大幅続伸。東証は寄り天相場。 USの金融不安は長引く?

2008年09月22日 15時45分04秒 | Weblog
日経平均は12,090円の169円高。東証1部の値上がり銘柄数は846、値下がり銘柄数は779。出来高は20億4,898万株。

米国政府が9月20日に金融機関の抱える住宅ローン関連の不良資産を公的資金で最大7千億ドル(約75兆円)を買い取る法案を議会に示したと報じられ、金融不安の沈静化期待から、週明けの東京株式市場も三菱UFJやみずほなどの銀行株が買われ、貸し渋りによる景気悪化も遮断されるという期待からトヨタや本田やソニーなどの輸出関連も買われました。

米国の住宅価格の下落基調が続き、金融機関の不良債権の増殖には歯止めがかからないことや、不良債権の売却で金融機関は身軽にはなれるものの代償として自己資本に穴が開くリスクを負うので、公的資本の注入というセーフティネットも必要と指摘されています。

日経平均は朝方は343円高の12,263円まで値上がりしましたが、その後は上げ幅を目減りさせて典型的な寄り天相場となりました。

野村ホールディングス(8604)は経営破綻した米証券大手リーマンブラザーズの日本を含むアジア部門の買収で、英銀大手バークレイズやスタンダード・チャータードの3社が競っていて、リーマンブラザーズの欧州部門でも野村ホールディングスやバークレイズが買い手として交渉中という観測報道が伝えられ、業容拡大期待から買われました。

GSユアサコーポレーション(6674)は9月19日に子会社のジーエス・ユアサライティングで千葉営業所の元所長が複数の取引先との間で実体のない循環取引を繰り返していて、売上債権で回収に疑念のあるものは約75億円と発表したことで売られ、ストップ安となりました。

日経ジャスダック平均は1,308円の5円高。

太陽電池関連として関心を集めていたプロデュース(6263)は粉飾決算を行った疑いで証券取引等監視委員会が9月18日、19日と強制調査したと報じられ、売り気配となりました。

新興市場の他の銘柄に対しても法令違反などの経営リスクが警戒され、手控えムードが強いようです。

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