灯籠や提灯、夏の夜を彩る 伏見稲荷で本宮祭
京都市伏見区の伏見稲荷大社で21日、灯籠や提灯(ちょうちん)の明かりで夏の夜を彩る本宮祭が始まった。
境内には約5千個の提灯が並び、浴衣姿の家族連れが夕涼みを楽しんだ。
本宮祭は、稲荷大神の分霊をまつる全国の崇敬者が参拝する祭事。昨年10月に境内の改修工事が終わり、新しい社殿で営んだ。
午後7時、提灯に明かりがともり始めると、稲荷山の参道が淡い光で包まれた。
幻想的な雰囲気の境内には、京都在住の画家らが描いた行灯(あんどん)画約400点も飾られ、参拝者が涼しげな色合いの朝顔や水辺で戯れるカモの絵に見入っていた。
22日も午後7~10時に点灯する。
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