東証大引け、1万円割れで6日ぶり安値 「人民元」効果を帳消し
23日の日経平均株価は大幅に続落し、18日以来、3営業日ぶりに1万円の節目を下回った。
大引けは前日比189円19銭(1.87%)安の9923円70銭と15日以来、6営業日ぶりの安値水準だった。
中国の人民元上昇に伴う株高期待で週初に上昇した分が帳消しになった。
欧州の金融システムに改めて不安感が広がったほか、英国の財政緊縮策の発表を受け、世界的に景気回復の足取りが重くなることへの警戒感が強まり、後場には下げ幅が一時200円を超えた。
中国人民銀行(中央銀行)が日本時間10時過ぎに公表した人民元取引の基準値(中間値)が前日より元安・ドル高となった。
元高による中国の購買力向上への期待感が後退したことも相場の足を引っ張った。
もっとも、「長期的には人民元が上昇基調をたどる」(野村証券の佐藤雅彦エクイティ・マーケットアナリスト)との冷静な見方もあり、寄り付き段階で大きく下げた後の下落ペースは緩やかだった。
高値と安値の値幅は60円程度にとどまった。
東証株価指数(TOPIX)も続落した。
東証1部の売買代金は概算で1兆1170億円と15日以来約1週間ぶりの低水準だった。
同売買高は16億1302万株と18日以来3営業日ぶりの少なさだった。
値下がり銘柄数は全体の85%にあたる1420に上った。
値上がり銘柄数は184にとどまり、横ばいは64だった。
第一生命が朝方に売られる場面で上場来安値を更新した。
米海底油田掘削の延期問題が長期化するとの見方から海洋掘削、石油資源が年初来安値を更新し、業種別TOPIXで「鉱業」が値下がり率で首位になった。
一方、中国工、ダイワボHD、ルックが買われ、NTT、ディーエヌエも高く引けた。
東証2部株価指数は続落した。イノテック、ソディック、トーセイが安かった。
半面、AQインタ、ニフティ、エノテカが上昇した。
23日の日経平均株価は大幅に続落し、18日以来、3営業日ぶりに1万円の節目を下回った。
大引けは前日比189円19銭(1.87%)安の9923円70銭と15日以来、6営業日ぶりの安値水準だった。
中国の人民元上昇に伴う株高期待で週初に上昇した分が帳消しになった。
欧州の金融システムに改めて不安感が広がったほか、英国の財政緊縮策の発表を受け、世界的に景気回復の足取りが重くなることへの警戒感が強まり、後場には下げ幅が一時200円を超えた。
中国人民銀行(中央銀行)が日本時間10時過ぎに公表した人民元取引の基準値(中間値)が前日より元安・ドル高となった。
元高による中国の購買力向上への期待感が後退したことも相場の足を引っ張った。
もっとも、「長期的には人民元が上昇基調をたどる」(野村証券の佐藤雅彦エクイティ・マーケットアナリスト)との冷静な見方もあり、寄り付き段階で大きく下げた後の下落ペースは緩やかだった。
高値と安値の値幅は60円程度にとどまった。
東証株価指数(TOPIX)も続落した。
東証1部の売買代金は概算で1兆1170億円と15日以来約1週間ぶりの低水準だった。
同売買高は16億1302万株と18日以来3営業日ぶりの少なさだった。
値下がり銘柄数は全体の85%にあたる1420に上った。
値上がり銘柄数は184にとどまり、横ばいは64だった。
第一生命が朝方に売られる場面で上場来安値を更新した。
米海底油田掘削の延期問題が長期化するとの見方から海洋掘削、石油資源が年初来安値を更新し、業種別TOPIXで「鉱業」が値下がり率で首位になった。
一方、中国工、ダイワボHD、ルックが買われ、NTT、ディーエヌエも高く引けた。
東証2部株価指数は続落した。イノテック、ソディック、トーセイが安かった。
半面、AQインタ、ニフティ、エノテカが上昇した。
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