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大飯原発の地元福井県・レポート

2012年02月29日 20時27分55秒 | Weblog
大飯原発の地元福井県・レポート・・・( 田中龍作)より

再稼働問題で焦点が集まる大飯原発の地元福井県に行ってまいりました。

若狭湾に15基がひしめく原発銀座には、目を瞠るものがありました。

小さな町には不釣り合いな巨大体育館、レジャー施設、整備された道路、橋…

 箱モノは電力会社からの寄附金や国からの原発交付金で建てられたものですが、

自治体の持ち出しも少額ではありません。

箱モノを多く建てれば財政は苦しくなります。

さらに多額の寄付金や交付金が必要になってきます。

こうして新たな原発が次々と建てられていきました。

原発にシャブ漬けにされる構図です。

 原発マネーにたかったのは、自治体ばかりではありません。

原発安全神話の流布に大きな役割を果たしたマスコミも同様です。

越前市の会社経営者が「核燃料サイクル機構」に対して情報公開を求めました。

回答にはマスコミ各社への接待が克明に記されています。

 接待相手である新聞社、通信社、テレビ局の社名、記者の人数、

役職が具体的に書かれていました。

社名は実名です。

名目は「もんじゅの進め方」「マスコミとの意見交換」などとなっていました。

金額は1件につき3~5万円といったところでしょうか。

 備考欄に「2次会・カラオケスナック」とあったのには、吹き出してしまいました。

「原発マネー」で飲み食いしていたマスコミ記者たちの生態が垣間見えます。

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これからも不偏不党で市民目線から社会の出来事を伝えていきます。

引き続きご支援よろしく致します。

2012年2月29日    田中龍作

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