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神輿3基 同時に「ホイット」 松尾大社神幸祭・巡行で初

2013年04月21日 22時19分06秒 | Weblog

神輿3基 同時に「ホイット」 松尾大社神幸祭・巡行で初

西七条御旅所に近い七条通御前交差点付近で勇壮に担ぎ上げられる神輿(21日、京都市下京区)
西七条御旅所に近い七条通御前交差点付近で勇壮に担ぎ上げられる神輿(21日、京都市下京区)

 松尾大社(京都市西京区)の神幸祭が21日、市内で営まれた。強風のため、神輿(みこし)が船で桂川を渡る「船渡御」は12年ぶりに中止となったが、今年は巡行のクライマックスで神輿3基を同時に担ぎ上げる祭事が初めて行われ、祭りを盛り上げた。

 松尾大社の神幸祭は平安時代に始まったとされる。五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全などを願い、唐櫃1基と神輿6基が西京区や右京区、下京区の氏子地域を巡る。

 神輿の同時担ぎ上げは「祭りを活性化させて、地域の連帯感を強めよう」と、初めて行った。

 み霊を移した唐櫃と神輿は午前中に松尾大社を出発。船渡御の中止で、桂大橋を経由して対岸へ渡った。

 午後5時ごろ、宗像社、櫟谷社、大宮社の神輿3基が、松尾大社の西七条御旅所(下京区)に近い七条通御前付近に到着。白い法被を着た氏子らが「ホイット、ホイット」と威勢のいいかけ声を掛けながら、神輿を担ぎ上げた。集まった人たちからは大きな拍手が送られていた。


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