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ICCが侵略の罪を定義

2010年06月15日 17時38分08秒 | Weblog
ICCが侵略の罪を定義

ICCによる「侵略の罪」の定義によれば、日本はこれまでまさしく侵略国であったし、菅新政権以降も侵略国であるだろう。

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国際刑事裁判所(ICC)規程の再検討会議で、「侵略の罪」の定義が定まったことを詳しく報じている。

ICCは、ご存じのように、ジェノサイド(集団殺害罪)などの重大な罪を犯した個人を裁く機関。1998年に規程がつくられ、2002年に発効し、現在、すでに活動している。

規程では、4つの罪を裁くとされ、ジェノサイド以外に、人道に対する罪、戦争犯罪、侵略の罪が対象となっている。だが、最後の侵略の罪に関しては、規程作成時に合意ができず、再検討会議の議題となっていたわけである。

「国連憲章に明白に違反した武力の行使で、侵攻、爆撃、封鎖あるいは他国に第三国を攻撃させるための領土利用の容認を含む」

当たり前のことのようだが、注目は最後の部分。自国は攻撃に参加しなくても、侵略する他国に自国の基地を使わせたら、他国と同じく侵略の罪を犯したことになるということだ。

在日米軍基地が侵略のために使われたら、日本も侵略の罪に問われるということでもある。

もちろん、ことはそう単純ではなく、ICCへの提訴には安保理決議が条件となっている。

常任理事国が侵略した場合、拒否権が使われるだろうから、そういう決議がされることはあり得ない。

だが一方、決議がない場合、ICC検察官やICC参加国も提訴ができるらしい。

安保理が決議すれば、その裁判手続きを停止できるらしいが、侵略した常任理事国がそういう決議を提案しても、他の国が同意するとは思えない。

アメリカは、在日米軍基地を使って、侵略したこともあるし、国連憲章にそった軍事活動をしたこともある。

戦後の日本はこれまで、アメリカのどんな種類の戦争であれ反対したことはないのだが、そういう無思考が許されない時代に向かいつつあるように思う。

米軍基地があることが当たり前のようになっているわけだが、今回の定義が、それを問い直すきっかけになることを望む。切実に。

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コメント

日米安保がいつの間にか日米同盟になって、平和国家日本は侵略国家のポチ、侵略国家のお先棒担ぎに成り下がったのです。
自立した国家を目指すことが日本の喫緊の課題であることを菅新政権は理解しているのでしょうか。

ホント酷いな。
金も毟り取られて無くなった。
テロの標的にされるぞ。
それでも考えない動かない。
馬鹿は働くだけか。


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