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本紙に朝ドラ取材拒否通達。ジャニーズに屈した腰砕けNHK

2012年07月31日 21時28分38秒 | Weblog
本紙に朝ドラ取材拒否通達。ジャニーズに屈した腰砕けNHK

(日刊ゲンダイ)より

理由は「タレントを引き揚げられたら困る」

◆PRしたい夏菜の顔にもドロ

公共放送が聞いて呆れる言い草ではないか。

今日31日、NHK大阪放送局で、10月1日スタートの連続テレビ小説「純と愛」の

スタジオ収録取材会が行われるが、昨日(30日)になって本紙に

“取材NG”をわざわざ連絡してきたのだ。


「純と愛」の主演は夏菜(23)。

取材会には夏菜の他、風間俊介、舘ひろし、志賀廣太郎らが参加予定。

NHKはこれまで、本紙に対してドラマや歌番組などの取材会や記者会見を

NGにしたことなどはないし、そもそも、

今回の案内はNHKの広報部から送られてきたもの。

取りあえず、その理由を聞いてみたのだが、ア然。


「(風間俊介がジャニーズ事務所の所属タレントのため)先方の都合で取材がNGになりました。

こちらがリリースを送っておきながら申し訳ありません。

(日刊ゲンダイの取材をOKして)事務所さんがタレントを引き揚げるような

事態になったら、広報としては責任をもてないので……」

(NHK大阪放送局・広報部担当者)


NHKが芸能プロの言い分を丸のみとは解せないが、本紙としては百歩譲って、

「風間を撮影しない」という条件も持ち出して再度、取材を申し出た。

それでも、「今後、広報のイベントにもノーギャラで協力頂かないといけないし、

(ジャニーズに)配慮せざるを得ない。

今回はこちらとしても取材をお受けできないことになりました」(前出の担当者)。

◆公共放送が特定芸能プロの言い分を丸のみとは…

開いた口がふさがらないとはこのことだ。

公共放送以外では“取材拒否”はゼロではない。

しかし、今回はNHKの仕切りで行われるものであり、

ジャニーズの言いなりなのは腰砕けと言わざるを得ない。

ドラマをPRしたい夏菜の顔にもドロを塗る対応だ。

NHKのHPに掲載されている放送法では、第1章の総則の第1条に

「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、

放送による表現の自由を確保すること」(二)、

「放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、

放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること」(三)とうたっている。

不都合な媒体を排除し、特定の事務所の利益を代弁することが果たして、

NHKの放送理念にかなっているのか。

取材会くらいで目くじらを立てる気は毛頭ないが、「皆さまのNHK」、これでいいのか。

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