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お母さん僕、学校でいじめに遭ってるんだ!米国から見たいじめの対応

2012年10月28日 21時47分53秒 | Weblog
お母さん僕、学校でいじめに遭ってるんだ!米国から見たいじめの対応

(マナビニュース)より

今や他人事ではない、あなたの子供が被害者または加害者になるかもしれないいじめ-。

衝撃的だった大津いじめ事件が日本だけではなくアメリカのABC放送Newsなどでも取り上げられ大きな反響を呼んでいます。

また同じABC放送で去年の暮れに話題となった13歳のジョナン・モーリィーくんの悲痛な叫びの動画が人々の心を動かし、また、レディガガなどの有名人がいじめ撲滅のための行動を開始しました。

ジョナン君のケースを見ながらアメリカのいじめの現状はどうなっているのか?

またあなたのお子さんがいじめにあっているのかどうかの見極め方など、対策を模索してみましょう。


アメリカで13歳の男の子の動画が多くの心を動かす!

いじめで傷ついた子供たちが親や先生に訴えることもできず、死の道を選ぶということは、絶対にあってはならないことです。

ですが残念にも現実ではそうではありません。

そうならないように、子供の身近にいる母親は特に日ごろの子供の生活を充分に観察し、少しでもおかしなところがあったら注意が必要です。

アメリカでは数年前から各州でいじめに対する学校指導のやり方や法律で取り締まるような動きが出ています。

そんな中でジョナン・モーリィー(Jonah Mowry)君が長年の学校でのいじめについて悲痛な叫びを動画にしたことで多くのアメリカ人の心を動かしました。

そして多くの賛同者がジョナン君へジョナン君と同じやり方で励ましの動画を製作しアップロードをし始めした。

「君はひとりじゃない…!」と。

まずはジョナン・モーリィー君の動画をご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=TdkNn3Ei-Lg&feature=player_embedded

ジョナン・モーリィー君の叫び

どうも!僕はジョナン。

幸せそうに見えてる?

実は違うんだ、あなたが見ているのは仮の僕

いやジョナン・モーリィー本人だけど…僕はしでかしたんだ…。

自慢できないことを…。

僕は自分の身体を傷つけた。沢山の傷があるんだ。

何度も自殺を考えた。

最初に自傷したのは小学校2年生の時。

僕は毎日いじめを受けていたんだ。いじめは小1から始まった。

そして僕は来月で中学2年になる。

残った一人の友だちが去っていく準備が出来ていないんだ。

あとの友だちは高校生を始めている。

僕は怖い。

学校に戻るのが…。

大勢の人たちが僕を嫌っている。

理由はわからないんだ…。

いや、僕も嫌うかもしれない。

だってある意味、僕自身が嫌いだから。

ゲイ、おかま、間抜け、きもい、ホモ、くそったれ…

そんな言葉が繰り返されるんだ。

もうこれ以上、僕には行き場がないんだ。

こんな気持ちになるのはもう、うんざりなんだ。

そしていじめから自分自身が浮き沈みする。

だけど…

僕はどこにも行かない

なぜなら僕はそんなことよりも強いから。

そして

僕には存在する理由が山ほどあるんだ!


アメリカの子供たちのいじめの現状と対策

この動画は2011年8月、新学期が始まる前の夏休みの間に、彼のいじめの告白をYouTubeにアップしました。

それも紙芝居のように自分の気持ちを一小節づつ綴っていくやり方で訴えました。

彼は毎日、学校へ戻る恐怖心と戦い眠れなかったと言っています。

(このビデオも家族が寝静まった午前4時に作りました。)

また、彼は長年のいじめを両親にも話すことが出来ずにいました。

心配をかけたくないという気持ちが大きかったと述べています。

ただ少しの救いがあったとしたら、いじめの事実を彼の親友に話していたということです。

現在では彼は高校生になり、いじめを克服、友だちも出来、前向きな考えで学校生活を送っているようです。

さて、アメリカでは特にゲイに対するいじめは今もなお頻繁に起きています。

いじめを助長するかのようにSNSやメールの存在は、いじめのツール化となっています。

どんな理由があろうとも120%いじめる側に問題があると思います。

アメリカでも多くの子供たちがいじめの被害に遭い、その中の何人かは自ら尊い命を絶っています。

2011年のアメリカの統計で、いじめにより学校へ行けない子供たちの数は約16万人そして4人に1人がいじめに遭ったことがあると言われています。

レディガガやハリウッドセレブたちも子供たちのいじめ問題を深刻に受け止め、いじめに遭った子供に直接会って励ましたり、大統領に対策を講じるように依願するなどの行動を取り始めました。

オバマ大統領はこの事態を深刻に受け止め、公式にホワイトハウスよりAnti-Bullying Campaign(アンチいじめキャンペーン)を発表、公共CMを製作し、またstopbullying.gov(いじめを止めよう)のサイトを立ち上げ情報の収集や防止を呼びかけています。

我が子がいじめられているかどうかの見極めポイント

最後にstopbullying.govのサイトより、子供がいじめにあっているかどうかを見極めるポイントを記しておきます。

☆説明のつかない怪我

☆なくなった子供の用具や服、身近なものが汚れや壊れている。

☆急に頭痛や腹痛など仮病を使いだす。

☆夕飯の食べる量の多さ(子供のランチを隠されるまたは取られたりして食べられない理由で。)

☆不眠症や悪夢にうなされる。

☆勉強に手がつかない、成績がおちる、学校に行きたがらない。

☆友だちと遊ばなくなる、一人でいる時間が長い。

☆無気力、自尊心が低下する。

☆自宅に寄りつかないまたは自傷行為をする。自殺について話す。

上記のようなことが我が子にあったら、いじめにあっていると疑い、子供の気持ちに沿った対応をしていきましょう。

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