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とうとう電力危機試算の嘘があぶりだされた

2012年01月24日 19時16分52秒 | Weblog
とうとう電力危機試算の嘘があぶりだされた・・・(まるこ姫の独り言)より

この国の試算は全くと言ってよいほど、当てにならない。

そして、権力者にとって都合のよい試算がまかり通る。

去年、福島原発の大事故を受けて、ほとんどの原発が一時稼働

をストップしたが、それに伴い電力危機キャンペーンが実施された。

政府や電力会社は試算を元に企業や家庭に節電を強く要請した

が、ここへその試算が驚くほど企業寄りの試算だったというのが

浮き彫りになってきた。

東京電力の、”平均的な家庭は大型エアコン2.6代が動いて留

守中でもペットのために3分の一の家庭がエアコンを切らない”と

との想定に基づき、資源エネルギー庁が、夏のピーク時の予想

を発表していたそうだ。

結局は、東京電力で供給力に占める使用率が90パーセントを超

えたのはたったの一日だけだったと言う。

勿論、自動車産業などは節電の為、土日操業をしていたし、各家

庭も人々の節電に対しての意気込みは想像以上だった。

各々が、相当程度、努力した結果によるが、それでも権力者の作

る試算は原発がないと日本の経済は回っていかないとの前提であ

り、電力不足を煽っての試算と言うのが、よくわかる。

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昨年、今年の夏も最大電力需要に9.2%不足すると試算が公

表されたと言うが、今までの経緯を見ると、にわかには信じられない。

不足するという試算とは別に、6%余裕があると言う試算もされ

ていて、それが菅前首相に報告されていたことも明らかになっている。

不足すると言う試算は、どんどん公表され、余裕があると言う試

算は公表されない。

この国は、どうなっているのだ。

いつも思う事は、権力者に都合のよい情報はいち早く公開され、

都合の悪い情報は、常に隠ぺいされたままだ。

電力料金の中に、社員の福利厚生費や、CM代、献金まで入っ

ていたが、それも事故が起きて初めて知ったことだ。

放射能予測装置のスピーディーも、米軍にはいち早く公表してい

て、それによって自国民をいち早く避難させた。

一方、日本政府は、自国民には隠したまま、何も知らせず、み

すみす多くの人々を被曝させてしまった。

どうもこの国では、罪のない国民がどれだけ被爆ししようと、のち

のちの経過観察の医療費は自分持ちで、政府や大元の電力会

社には、一切の責任がないと言うスタンスだ。

そしてこれからも、どうしても原発を稼働させたい人達が、電力不

足を煽るキャンペーンを張り続けるだろう。

私たちは、権力者側が出してくる、“試算”には、大きな目を開け

て監視し続けよう。疑ってかかろう。

もう、これからは権力者の言い分を素直に信じるのは止めよう。

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