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仙谷由人官房長官は恫喝、カネ篭絡、作略で自滅し、義理と人情の「小沢・鳩山大合併」で倒される

2010年10月18日 23時45分54秒 | Weblog
仙谷由人官房長官は恫喝、カネ篭絡、作略で自滅し、義理と人情の「小沢・鳩山大合併」で倒される
(板垣英憲)より

◆自民党の丸山和也参院議員(弁護士)が、10月18日午後の参議院決算委員会で、仙谷由人官房長官(弁護士)と対決した。

このなかで、西郷隆盛について、仙谷官房長官が、例によって講釈を始めた。

しかし、仙谷官房長官が、西郷隆盛を語るのは、文字通り語るに落ちる感があった。
およそ、西郷隆盛の足下にも及ばない人物と感じているからである。
そもそも、西郷隆盛は、仙谷官房長官のような「至誠に悖る」ような薄汚い人物ではない。
 
仙谷官房長官は、菅直人首相が抱えている秘書官6人の倍近い10人を持ち、一説によれば、政敵のスキャンダル情報を収集させていると聞く。

習い性となるという言葉があるけれど、領収書のいらない官房機密費を使い放題に使い、政敵のスキャンダル情報を収集させているといいのは、尋常ではない。
 
ましてや、陰謀渦巻く、政界において、自らが陰謀の主になるなど、姑息な手練手管を駆使するだけの人物に国政を任せていると、国民が不幸になるのは、目に見えている。

以下、西郷隆盛の言葉、すなわち、「南洲翁遺訓」(財団法人・荘内南洲会編)をじっくりとかみ締めれば、仙谷官房長官が、いかに国政を誤らせる奸族であるかがわかるであろう。

◆「万民の上に位する者、己を慎み、品行を正しくし、驕奢を戒め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民其の勤労を気の毒に思う様ならでは、政令は行われ難し。

然るに草創の始に立ちながら、家屋を飾り、衣服を文り、美妾を抱え、蓄財を謀りなば、維新の功業は遂げられ間敷也。

今となりては、戊辰の義戦も偏に私を営みたる姿に成り行き、天下に対し、戦死者に対して面目無きぞとて、頻りに涙を催されける」(南洲翁遺訓 四)
 
仙谷官房長官は、菅直人首相の連日連夜、首相官邸周辺の高級料理店で飲食し、自らもご相伴に預かり、これを身分相応の当然の役得を考えているフシがある。

西郷隆盛は、こういう庶民離れした贅沢を諌めている。

新聞各紙の首相動静を見れば、一目瞭然である。

◆「事大小と無く、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用う可からず、人多くは事の指支うる時に臨み、作略を用て一旦其の指支を通せば、跡は時宜次第工夫の出来る用に思えども、作略の煩いきっ度生じ、事必ず敗るるものぞ、正道を以てこれを行えば、目前には迂遠なる様なれども、先きに行けば成功は早きもの也」(南洲翁遺訓 七)
 
日刊ゲンダイが10月19日付けAB総合版1、2面で「仙谷由人ハシャギ過ぎの末路」「菅政権の命取りとなる」と題して、仙谷官房長官の悪行の数々を詳報している。

「野党時代から『官房長官狙い』の打算」「いざとなれば寝首をかいて首相の座奪う」のだというから恐ろしい。

◆「作略は平日致さぬものぞ、作略を以てやりたる事は、其の跡を見れば、善からざること判然にして、必したり之れ有る也、唯戦に臨みて作略無くはあるべからず。

併し平日作略戦に臨みて作略は出来ぬものぞ。
孔明は平日作略を致さぬゆえ、あの通り奇計を行われたるそ。

予嘗て東京を引きし時、弟へ向い、是迄少しも作略をやりたる事有らぬゆえ、跡は聊か濁るまじ、夫れ丈は見れと申せしとぞ」(南洲翁遺訓 三十四)
 
仙谷官房長官の策謀は、暴力団・総会屋担当弁護士として鍛えたものらしい。

しかし、世の中、そんな恫喝でなびかせ、カネで懐柔するようなえげつないやり方に従う政治家ばかりではない。

日刊ゲンダイは、10月19日付け紙面で「小沢・鳩山大合併」を報じている。

心と心、至誠と至誠、まさに義理と人情で固い絆を築いている同志たちを引き裂くことはできないのである。

最後にもう一言、付け加えておこう。
 
「人を篭絡して陰に事を謀る者は、好し其の事を成し得るとも、慧眼より之を見れば醜状著るしきぞ。

人に推すに公平至誠を以てせよ。

公平ならざれば英雄の心は決してとられぬもの也」(南洲翁遺訓 三十五)

板垣英憲マスコミ事務所

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