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“オスプレイ” 沖縄発で日本中の空を“化け物”が飛び回る現実を見て騒ぐ本土人

2012年10月02日 15時48分02秒 | Weblog
“オスプレイ” 沖縄発で日本中の空を“化け物”が飛び回る現実を見て騒ぐ本土人

(世相を斬る あいば達也)より

 イグ・ノーベル賞でも貰えそうな、あの奇妙な飛行体は何なのだろう。

沖縄米軍海兵隊が強化されるとか、理屈にならない理屈で、誰が誰を説得しようとしているのか。

なにせアイデア製品のような代物、ロクなものではない。

プロペラが上を向いたり、前を向いたり、馬鹿か(笑)。

あのキチガイ・ブッシュ、ラムズフェルドが、あまりにも技術に偏り過ぎた輸送機であり、戦術的に実戦配備し難いし、生産コストが半端ではないと云う理由で、導入を凍結した代物である。

 実戦配備に不向きと云う事は、値段がうんとこさ高いと云う事。

そして、実践において緊急な操作性に問題が存在する事を認めたオスプレイである。

つまり、緊急操作性に問題があるわけで、到底安全な飛行体ではないということ。

ダンプの運転とクレーン操作の違いと云うことだ。

米国政府の安全宣言のお墨付きを貰った野田佳彦は、オウムのように「わが国でも安全は確認した」?

日本の自衛隊が所有して、自衛隊員が操縦し、あらゆる飛行状況を確認した時、政府が確認したと云うのであって、何を根拠に安全確認だ。

まぁ、福島原発の危機など全く改善もしていないにも関わらず、「収束宣言」してしまう訳だから、朝飯前の仕事か?

 また、オスプレイの沖縄配備を“対岸の火事”と傍観している本土在住の日本国民は、“尖閣問題があるから仕方ないよね”の印象で、歯牙にもかけず、自民党安倍腹イタ総裁の話とか、野田改造内閣の目玉・田中真紀子で大騒ぎだが、マスメディアともども阿呆である。

普天間から、あの化け物飛行体オスプレイが飛び立ち、日本中を飛び回るのが主目的、米軍に占領された我が国の空を、アノ化け物が、日々飛び回るのに、それほど時間はかからない。

それから騒いでも後の祭り。

その辺、日本本土国民よ、忘れるではないぞ!沖縄発で岡留安則氏は以下のように語っている。


≪ オスプレイ強行配備、沖縄県警デモ隊強行排除

  10月某日 強くて大型の台風17号が沖縄本島に上陸したため、山口県岩国基地に駐機して訓練や体験飛行を終えたMV22オスプレイの普天間基地への配備は3日間ほど延期されたが、台風が遠ざかると同時に再び強硬配備を決めた。

県民意志を完全無視した日米両政府のやり方は異常といわざるを得ない。

米国は何をそんなに焦っているのか。

代表選や総裁選のメディア・フィバーのおかげで支持率が浮上して浮き足立つ自民党も民主党も国政を司る資格はない。

沖縄差別・ 切り捨てで運営される国家なんてインチキ極まりない。

米国のタテマエ的金科玉条の民主主義の完全破綻のヤリクチには怒りを通り越して絶望的気分に陥る。

しかし、それこそが米国追従の日本政府の狙いだろうから、そうは問屋が卸さない(苦笑)。

沖縄県民の怒りは今や爆発寸前である。

オスプレイ強行配備前夜ですらこれから書く一触即発状態なのだから、沖縄の怒りは今後どうなるのか、予測もつかない。

 配備の前夜、普天間基地の野嵩ゲートの抗議の現場を見に行った。

米軍基地の前にバリケード代わりに駐車した運動団体の車6台ほどを沖縄県警が次々にレッカーで撤去し、座り込みで抗議する人たちをごぼう抜きで排除する一部始終を目撃できた。

沖縄県警が基地前にコンテナトラックで運びこんだ簡易のバリケード がつくられ、車も人も強制排除。

オスプレイ強行配備と同じやり方に国家の本質を再認識させられ、学生時代の記憶も蘇った。

鉄条網で守られた米軍基地の中ではMPたちが、海兵隊の服装で写真を撮影したり、睨みあいの構図。

抗議グループから「ヤンキーゴーホーム!」という怒号が発せられていたが、こんなシーンを見たのも何十年ぶりだろうか。

普天間基地のすべてのゲートが、車と人によるバリケードという戦術によって閉鎖された。

野嵩ゲート前の入り口道路20メー トル程度は米軍の専用使用地のため、沖縄県警は法的にはまったく根拠のない排除に踏み切り、沖縄でも滅多に見られない緊迫した光景が出現した。

 3時間ほど現場をウォッチしたが、抗議団は200名くらいだっただろうか。

メディアも地元だけではなく、大手各社が出そろっていたが、ほとんどこの歴史 的な光景が全国的に報じられることないだろう。

地元メディアは別にしても、全国メディアはオスプレイの強行配備で「刺身のツマ」程度のあつかいで終わるはずだ。

オスプレイ強行配備は日米両政府の国策であり、東京を拠点にする全国メディアには国策に逆らう勇気はない。

原発や消費税増税同様に大本営発表をサポートするだけである。

いまさらいう事もないが、日本のメディアは第二次世界大戦時代の報道と構図はほとんど変わっていない。

今回の抗議団の動きに絡めて ネットなどで呼びかければ、参加者が10倍、20倍に即刻ふくれあがる可能性大である。

そうでない限り、目先を変えるだけの組閣優先の野田総理に反省などという二文字を想起させる可能性はゼロである。

いわんや、自民党はもともと対米従属の最大の先導者だった。

A級戦犯間違いなしである。

NHKも対米従属の 元祖・吉田茂を持ち上げるドラマを放送するなど、現状認識も歴史認識も大間違いだ。

ピンボケも甚だしい限りと言わざるを得ない。

 タイミングがいいというか、マスコミ倫理懇談会の全国大会が那覇市で開催された。

全国300人規模のメディア関係者が沖縄にやってきた。

地元メディアもその内容を大きく取り上げていたが、参加者の大手メディアの幹部氏と呑む機会があった。

その幹部氏から沖縄基地問題を再認識して取材の体制を見直す必要が あるという前向きな意見が聞けたことは収獲だった。

意外と、沖縄の現実はメディア関係者ですら知られていないのだ。

普天間基地の野嵩ゲートの抗議メンバーの中に、「砂上の同盟」という著書もある沖縄タイムス論説委員や社会部長をつとめた後、今年50歳で早期退社した屋良朝博氏の姿があったこともカンド―的だった。

基地ゲート前の合法的な車と人によるバリケードは警察により撤去されたが、オスプレイが強行配備される今日からが、沖縄のホントの闘いになるはずだ。≫

(岡留安則の幻視行日記)

 筆者に入っている情報では、オスプレイに関する日本政府の「米国政府の方針なので、日本がそれをどうこうしろと云う話ではない」と吐き捨てた。

無責任と云うか、利害関係人ではない、とのたまっている。

此処まで馬鹿にされて、黙っている沖縄の人々ではないだろう。

オスプレイ問題は、徐徐に下火になるどころか、騒ぎはこれからだ。

血を見るような「ヤンキーゴーホーム」が沖縄の人々の日常の合言葉になる日が近づいている。

此処で不幸にも、一機でも墜落したら、大騒動。

“へなちょこ”日本政府など、野田だろうが安倍だろうが、瞬時に崩壊だね。

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