IAEA調査団、イラン再訪=核施設立ち入りが焦点に
【エルサレム時事】イランの核開発疑惑解明を目指す国際原子力機関(IAEA)の調査団が20日、イラン入りした。
滞在は21日までで、1月の前回訪問時には認められなかった核施設への立ち入りが焦点になるが、イラン側が認めるかは依然不透明な状況だ。
イランは調査団の受け入れで、核開発をIAEA監視下の「原子力エネルギーの平和利用」と強調したい考えだ。
しかし、15日には国産の核燃料棒を研究炉に装填(そうてん)、ウラン濃縮に使う新型の遠心分離機の稼働を発表するなど核技術の向上をアピールし、核兵器開発疑惑への警戒を強める米欧を挑発し続けている。
一方でイランは、昨年1月以降中断している核協議を再開する用意があるとする書簡を米欧に送るなど、経済制裁の苦境から脱する方策も探っているもようだ。
クリントン米国務長官は「書簡を歓迎する」と述べており、何らかの進展がある可能性もある。
(2012/02/20-16:39)
【エルサレム時事】イランの核開発疑惑解明を目指す国際原子力機関(IAEA)の調査団が20日、イラン入りした。
滞在は21日までで、1月の前回訪問時には認められなかった核施設への立ち入りが焦点になるが、イラン側が認めるかは依然不透明な状況だ。
イランは調査団の受け入れで、核開発をIAEA監視下の「原子力エネルギーの平和利用」と強調したい考えだ。
しかし、15日には国産の核燃料棒を研究炉に装填(そうてん)、ウラン濃縮に使う新型の遠心分離機の稼働を発表するなど核技術の向上をアピールし、核兵器開発疑惑への警戒を強める米欧を挑発し続けている。
一方でイランは、昨年1月以降中断している核協議を再開する用意があるとする書簡を米欧に送るなど、経済制裁の苦境から脱する方策も探っているもようだ。
クリントン米国務長官は「書簡を歓迎する」と述べており、何らかの進展がある可能性もある。
(2012/02/20-16:39)
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