東証大引け、小幅続落 上海株安が重荷 新安値銘柄数は高水準
21日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落した。
大引けは前日比5円12銭(0.05%)安の9376円48銭だった。
あすからの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に模様眺め気分が強く、方向感の乏しい展開が続いた。
キヤノンやTDKなど一部主力株の下げが日経平均の重荷になった。
来週から発表が本格化する日本企業の2010年4~9月期決算を見極めたいとして、売買を見送る投資家が多かった。
ドル安をけん制したとも受け取れるガイトナー米財務長官の発言が米紙を通じて前場中ごろに伝わると、円相場が対ドルで一時急落し、日経平均は株価指数先物の買い戻し主導で100円近く上昇する場面があった。
しかし、中国・上海株の下落が投資心理に重荷となり、後場は小幅に下落する場面が目立った。
この日発表の中国の7~9月期実質国内総生産(GDP)は前年同期比9.6%増と4~6月期の10.3%増から減速。
「利上げの影響もあって、中国経済との結び付きが強い日本企業の業績の先行きは読みにくい」(バークレイズ・キャピタル証券の高橋文行ストラテジスト)との慎重な空気が広がった。
業種別東証株価指数(TOPIX、全33業種)は陸運業、保険業、鉄鋼業などが下落。
半面、非鉄金属、金属製品、パルプ・紙が上昇した。TOPIXは続落。
東証1部の売買代金は概算1兆2449億円、売買高は同17億7758万株。
東証1部の値下がり銘柄数は1077、値上がりは444、横ばいは140だった。
新日鉄、りそなHDなどが年初来安値を更新し、東証1部の新安値銘柄数は274と5日(286)以来の高水準だった。
東芝、キヤノン、ホンダ、JFEが売られ、三菱UFJ、三井住友FG、野村は安い。
JR東海の下げが目立った。半面、ソニー、ファナック、京セラが上げ、ソフトバンク、ファストリも高い。JTが買われた。
東証2部株価指数は5日続落し、連日で年初来安値を更新した。
アルコニクス、AQインタが下げた。
半面、オリコ、FDKが上げた。
21日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落した。
大引けは前日比5円12銭(0.05%)安の9376円48銭だった。
あすからの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に模様眺め気分が強く、方向感の乏しい展開が続いた。
キヤノンやTDKなど一部主力株の下げが日経平均の重荷になった。
来週から発表が本格化する日本企業の2010年4~9月期決算を見極めたいとして、売買を見送る投資家が多かった。
ドル安をけん制したとも受け取れるガイトナー米財務長官の発言が米紙を通じて前場中ごろに伝わると、円相場が対ドルで一時急落し、日経平均は株価指数先物の買い戻し主導で100円近く上昇する場面があった。
しかし、中国・上海株の下落が投資心理に重荷となり、後場は小幅に下落する場面が目立った。
この日発表の中国の7~9月期実質国内総生産(GDP)は前年同期比9.6%増と4~6月期の10.3%増から減速。
「利上げの影響もあって、中国経済との結び付きが強い日本企業の業績の先行きは読みにくい」(バークレイズ・キャピタル証券の高橋文行ストラテジスト)との慎重な空気が広がった。
業種別東証株価指数(TOPIX、全33業種)は陸運業、保険業、鉄鋼業などが下落。
半面、非鉄金属、金属製品、パルプ・紙が上昇した。TOPIXは続落。
東証1部の売買代金は概算1兆2449億円、売買高は同17億7758万株。
東証1部の値下がり銘柄数は1077、値上がりは444、横ばいは140だった。
新日鉄、りそなHDなどが年初来安値を更新し、東証1部の新安値銘柄数は274と5日(286)以来の高水準だった。
東芝、キヤノン、ホンダ、JFEが売られ、三菱UFJ、三井住友FG、野村は安い。
JR東海の下げが目立った。半面、ソニー、ファナック、京セラが上げ、ソフトバンク、ファストリも高い。JTが買われた。
東証2部株価指数は5日続落し、連日で年初来安値を更新した。
アルコニクス、AQインタが下げた。
半面、オリコ、FDKが上げた。
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