補正見直し2兆9259億円 政府決定、国交省が最多9170億円
政府は16日の閣議で、総額14兆6987億円の2009年度補正予算を見直し、2兆9259億円程度を凍結・執行停止することを決めた。
目標としていた3兆円に近い水準を確保した。省庁別の最高額は高速道路の4車線化の停止など公共事業に切り込んだ国土交通省の9170億円。見直しで捻出(ねんしゅつ)した財源は、09年度2次補正予算や10年度予算に充てる方針だ。
鳩山由紀夫首相は同日朝、都内の私邸前で記者団に「3兆円が独り歩きしすぎたとは思うが、3兆円に極めて近い形で頑張ってくれたと思う」と語った。
その上で「今までなかったことだ。ある意味で新しい政治の始まりだと思う」とも強調した。
凍結・停止額が最も多かったのは国交省。高速道4車線化のほか、都市再生機構などによる不動産開発の支援なども見直した。
次いで削減額が多かったのが厚生労働省の6314億円。
失業者の職業訓練や生活支援に充てる「緊急人材育成・就職支援基金」などを対象とした。
3~5歳の子どもに1人当たり3万6000円を支給する「子育て応援特別手当」も廃止し、2000億円程度を上乗せした。
政府は16日の閣議で、総額14兆6987億円の2009年度補正予算を見直し、2兆9259億円程度を凍結・執行停止することを決めた。
目標としていた3兆円に近い水準を確保した。省庁別の最高額は高速道路の4車線化の停止など公共事業に切り込んだ国土交通省の9170億円。見直しで捻出(ねんしゅつ)した財源は、09年度2次補正予算や10年度予算に充てる方針だ。
鳩山由紀夫首相は同日朝、都内の私邸前で記者団に「3兆円が独り歩きしすぎたとは思うが、3兆円に極めて近い形で頑張ってくれたと思う」と語った。
その上で「今までなかったことだ。ある意味で新しい政治の始まりだと思う」とも強調した。
凍結・停止額が最も多かったのは国交省。高速道4車線化のほか、都市再生機構などによる不動産開発の支援なども見直した。
次いで削減額が多かったのが厚生労働省の6314億円。
失業者の職業訓練や生活支援に充てる「緊急人材育成・就職支援基金」などを対象とした。
3~5歳の子どもに1人当たり3万6000円を支給する「子育て応援特別手当」も廃止し、2000億円程度を上乗せした。
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