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共産党にすり寄.る自民党のみじめさ。参院補選は10月25日から、臨時国会は26日召集である。

2009年10月09日 18時16分08秒 | Weblog
共産党にすり寄.る自民党のみじめさ

参院補選は10月25日から、臨時国会は26日召集である。

なりふり構わぬ自民党の無様な姿。
来る参院補選で早くも公明党は自主投票を決定。
公明党に逃げられて今度は共産党にすり寄った。

自民、共産に共闘呼びかけ…臨時国会早期召集で (YOMIURI ONLINE 10/7)
自民党の川崎二郎国会対策委員長は7日、共産党の穀田恵二国対委員長と国会内で初めて会談し、26日召集で調整中の臨時国会の召集前倒しを、自民、公明両党と共同で政府に申し入れるよう要請した。

会談は共産党の控室で行われ、川崎氏が「自民党と共産党は政策論では違いがあるだろうが、早期に国会を召集すべきという点では違いがないのではないか」と“共闘”を呼びかけた。これに対し、穀田氏は「(召集時期より)審議の中身が大事だ」などと断った。

これまで目もくれなかった共産党が急に身近に感じられるようになったらしい。
しかし、共産党の言い分は尤もだ。

臨時国会召集の前倒しにはそれなりの思惑があるのだろう。
自民党としては静岡・神奈川の参院補選の前に臨時国会を開いて、派手に民主党追求を繰り広げたいのかもしれない。
追求の材料は山ほどあると思っている。

鳩山首相の個人献金問題
八ッ場ダム建設中止
亀井モラトリアム
インド洋給油問題での大臣・政務官の発言のズレ
補正予算の執行停止
等々。

彼等は十分つっこめると思っているらしい。
政界:「勝てる」小泉氏が激励 (毎日jp 10/8)
自民党の大島理森幹事長は7日、東京都内で小泉純一郎元首相と会い、就任のあいさつをした。小泉氏は、鳩山由紀夫首相の献金虚偽記載問題などを念頭に、「(衆参両院で)200人いる新党だと思ってどんどんいけ。徹底したスキャンダル追及と、国会論戦で絶対勝てる」と激励した。

しかし、国民はスキャンダル追求などは望んでいない。
せっかく動き出した新政権である。
彼等の仕事ぶりを見まもりたい、というのが多くの国民の願いである。
確かに、「あなたは鳩山氏の個人献金についての説明に納得していますか」ときかれたら、「いいえ」と答える人が多いだろう。
よく知らなければ、納得しているとは答えられまい。

しかし、そんなことよりも新しい政治を推進する方がずっと大事だ、と考える人の方が圧倒的に多いだろう。
国民は自民党のネガティブ・キャンペーンにはうんざりしている。

そんなことより急がねばならないことがあるだろう。

自民党:静岡県連、三役そろって辞任 参院補選告示前日に、造反で条例可決され (毎日jp 10/8)
8日に参院補選の告示を迎える自民党静岡県連(会長・塩谷立前文部科学相)の幹事長ら、いずれも県議の「三役」が7日、県議会(定数74)の条例案採決をめぐる混乱から、そろって辞任を表明した。7月の知事選で民主党の推薦を受けて当選した川勝平太知事が提案した条例案に「反対」の党議拘束をかけたものの、造反が相次ぎ、可決されたため。

自民党は先の衆院選で県内8選挙区で全敗。参院補選は県議中心で支援態勢を組むことになるが、主導するはずの三役が空席となる混乱に見舞われた。

これで選挙が戦えるのか?
自分の足下が崩れつつあるのだ。
小沢の方は全力投球の態勢で布陣を終えているようだ。

参院での安定過半数獲得が小沢の当面の目標であろう。
その為には絶対落とせない二議席である。
小沢は並々でない覚悟で臨んでいる。

以前小沢は次のように書いていた。
『少数党をなだめるために多数党が妥協するのはばかげたことだ』
(実は2・3日前にたまたま目にした小沢の古い文章にあった一節なのだが、今ソースがどうしても見つからない。民主党との合併以前の文章であったと思う)

小沢にとって今の三党連立は決して歓迎すべき状態ではないはずだ。
社民党・国民新党ともに小沢の腹の内は分かっているだろう。
両者ともに来夏の参院選のために独自性・存在感の誇示には力を入れざるを得ない。
国民新党の方は亀井党首ががんばっているからいいのだろうが、社民党の方は大変のようだ。

社民、初の党・閣僚連絡会議 週一回定例、党方針を確認 (asahi.com 10/5)
社民党の「重鎮」らが5日、消費者・少子化担当相として入閣した福島瑞穂党首が執務する内閣府の大臣室を訪れ、「党閣僚連絡会議」を初めて開いた。巨大与党・民主党中心の鳩山連立政権で、社民党から政府に入った議員らは押され気味。週1回の定例会議で「広告塔」の福島氏らに自覚を促すのが狙いだ。

国土交通副大臣の辻元清美同党衆院議員も参加した。辻元氏は冒頭、「(予算を)切るところが多くて大変」と政府の一員としての忙しさを嘆いたが、会議に入るとテーマは社民党がどう独自性を発揮するかに集中。又市征治副党首らと、自衛隊海外派遣反対や緊急雇用対策など党が譲れない部分を確認した。

衆参合わせた社民党の議員数は民主党の3%ほど。しかも民主党は政策決定を政府内の議員に一元化させる方針で、社民党は政権中枢から遠ざかる一方だ。党幹部は会議後、民主党の政策決定に「単独政権を想定している」と不満を漏らした。(高橋福子)

いわゆる”ネジを巻いた”ということか。
いくら民主党に尽くしても、自分たちの議席を減らしては何にもならない。
党に残った連中には亀井の暴れぶりと比べて福島党首が歯がゆいらしい。
そして副大臣になってはしゃいでいる辻本の姿も幹部たちの目には苦々しく映っている。

着々と我が道を行く民主党。
公明党に逃げられ、共産党には鼻であしらわれ、挙げ句に小沢の引き抜き戦法に怯える自民党。
存在感発揮に必死の社民党と国民新党。

参院補選は10月25日である。

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