円、81円台前半=高値圏から値を消す〔NY外為〕(15日)
【ニューヨーク時事】週末15日のニューヨーク外国為替市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言などを受けてドル売りが進行し、円は一時1ドル=80円88銭まで上伸、前日更新した1995年4月以来、約15年半ぶりの高値に並んだ。
ただ、その後円はポジション調整のドル買いに押し戻され、上げ幅を縮めた。
午後5時現在は1ドル=81円40~50銭と、前日同時刻(81円45~55銭)比05銭の円高・ドル安。
バーナンキFRB議長は同日の朝方、ボストン連銀主催の会合で講演した。
同議長は失業率の高止まりやデフレに陥るリスクに言及した上で、「今後必要なら追加緩和策に踏み切る用意がある」との考えを改めて表明。
また、その後発表発表された9月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は、市場予想を下回った。
これを受けてFRBが追加金融緩和に踏み切るとの観測が高まり、対主要通貨でドル売りが進行した。
しかし、その後流れは急反転。
円は高値圏から50銭近く押し戻された。
市場関係者は「ドルは全般的にポジション調整などで対主要通貨で買い戻された流れがあった。
米国の追加金融緩和を材料にしたドル売りが、バーナンキ議長の講演をきっかけに一巡した可能性もあるのではないか」(邦銀筋)などと述べた。
ユーロは対ドルで、一時約8カ月ぶりの高値となる1ユーロ=1.4161まで上伸したが、その後は上げ一服となった。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.3975~3985ドル(前日午後5時は1.4079~4089ドル)、対円では同113円78~88銭(同114円70~80銭)。
【ニューヨーク時事】週末15日のニューヨーク外国為替市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言などを受けてドル売りが進行し、円は一時1ドル=80円88銭まで上伸、前日更新した1995年4月以来、約15年半ぶりの高値に並んだ。
ただ、その後円はポジション調整のドル買いに押し戻され、上げ幅を縮めた。
午後5時現在は1ドル=81円40~50銭と、前日同時刻(81円45~55銭)比05銭の円高・ドル安。
バーナンキFRB議長は同日の朝方、ボストン連銀主催の会合で講演した。
同議長は失業率の高止まりやデフレに陥るリスクに言及した上で、「今後必要なら追加緩和策に踏み切る用意がある」との考えを改めて表明。
また、その後発表発表された9月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は、市場予想を下回った。
これを受けてFRBが追加金融緩和に踏み切るとの観測が高まり、対主要通貨でドル売りが進行した。
しかし、その後流れは急反転。
円は高値圏から50銭近く押し戻された。
市場関係者は「ドルは全般的にポジション調整などで対主要通貨で買い戻された流れがあった。
米国の追加金融緩和を材料にしたドル売りが、バーナンキ議長の講演をきっかけに一巡した可能性もあるのではないか」(邦銀筋)などと述べた。
ユーロは対ドルで、一時約8カ月ぶりの高値となる1ユーロ=1.4161まで上伸したが、その後は上げ一服となった。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.3975~3985ドル(前日午後5時は1.4079~4089ドル)、対円では同113円78~88銭(同114円70~80銭)。
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