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12日、USダウ平均148ドル高 前週の急落前水準を回復 ハイテクに買い

2010年05月13日 07時52分04秒 | Weblog
12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅反発し、前日比148ドル65セント高の1万0896ドル91セントと4日以来約1週間ぶりの高値で終えた。

市場予想を上回るユーロ圏の実質成長率などを受け、欧州が世界経済の足かせになるとの不安がやや後退。米景気や企業業績の着実な回復を見直すムードが広がった。

強気な業績見通しを示したIBMなどハイテク株への買いが目立った。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、終値は同49.71ポイント高の2425.02だった。

ダウ平均、ナスダック指数ともに、6日に米株式相場が急落する前の水準を回復した。

ユーロ圏の1~3月期の実質域内総生産(GDP)は前期比0.2%増加し、市場予想を上回った。

ポルトガルが無難に国債発行を終えたことやスペインによる財政赤字の追加削減策も評価され、欧州株式相場が上昇。

欧州市場の落ち着きが米市場でも買い安心感を誘った。

化学のデュポンや建機のキャタピラーなど世界の景気動向に敏感な銘柄が買われ、ダウ平均を押し上げた。

投資家向け説明会で2015年までに1株利益を倍増させると発表したIBMが4%超上昇し、ダウ平均構成銘柄で上昇率首位になった。

前日に半導体大手インテルの首脳も業績の先行きに強気な見方を示しており、ハイテク企業の収益拡大基調を改めて評価する機運が広がった。

主力の業務用ソフトを刷新した「オフィス2010」を正式発表したマイクロソフトや、夕刻に決算発表を控えたシスコシステムズにも買いが向かった。

米商務省が朝方発表した3月の米貿易赤字は2カ月連続で拡大したが、輸出入がともに伸びており「国内外の需要回復を裏付けた」との好意的な解釈が聞かれた。

CME日経225先物 10555円

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