ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

フェミニズムの限界

2019年11月25日 | カンボジアの女性指導者たち


「たたかう女性学へ」と言う恐ろしいタイトルの本や、「レクチャージェンダー学」などなど、久しぶりに色々ジェンダー学の本をゲットしてカンボジアへ。

↓敬老の日に送った胡蝶蘭、11月末でもまだ綺麗


でも、フェミニズムの限界を、博多のアルフィーのコンサートで感じたのである。


あまりにも、違いすぎる、女性たち・・・・・「このおばちゃんたちは誰?」。
神戸では全く見ない人種なのである。

アルフィーのファンは、だいたい40代後半から60代後半が主流。アルフィー自身が65歳なので、その周辺の男女(とは言っても9割は女性)がファンなのだ。

でも、「アル中」の私たち、一枚岩ではない・・・・。神戸や関西でのコンサートでは感じたことがないこのギャップ、福岡のアル中を見て、「私とは違う!!!」。



だって、一年に1回か2回のイベント、もうちょっとお洒落してこない?



フェミニズムは、従来白人女性を中心としたフェミから、その批判を超えてインターセクションの視点を入れて、世界的に「フェミ」としてその地位を確立してきている「男女差別」に反対する立場。

でも、同じ女でも、神戸と博多では、あまりにもこんなに違う・・・・違ってていいんだけれど、あまりも共通点なさすぎない?

アルフィーっていう限られた少数の中でも、これだけ違う「女性たち」。

↓博多で食べた、超美味しかったラーメン



あたらめてフェミの限界と可能性を感じたのである。

早朝の移動は辛い・・・・

2019年11月25日 | カンボジアの生活



日本からカンボジアへ、早朝の移動は辛いのである。


↓熊本ラーメン、面が細くて関西のと違う



「ふむふむ」という、ジャーナリストだか作家さんが仕事を持つ女性たちにインタビューした記録を読んでいて、「いろいろな仕事があるなあ」と。

「官能検査」を毎日やってるビール作り職人とか、靴職人とか・・・こういうインタビューも面白そう(取材費までもらえていいなあ)。


カンボジアに戻ったら、気候変動の仕事に女性に対する暴力、移住問題、LGBT調査、人身取引法に関するセミナー、などなど、仕事が盛り沢山。

日本でちょっとのんびりしたので、しっかり集中して年内の仕事をこなそう・・・・




阿蘇山は噴火中・・・

2019年11月24日 | 日本滞在



やまなみHighwayを走って、阿蘇山へ。

↓乗馬を2回もたのしんだ子どもたち




↓お天気に恵まれて、阿蘇山の様子もしっかり見学







↓いまいちだった馬刺し・・・バーベキュー




九州旅行

2019年11月23日 | 日本滞在



上の子が誕生日、週末なので、「どこか行きたい?」って聞くと、「九州に船で行きたい」

↓母は博多に行ったばかり・・・・・



もう乗り慣れている船で移動して、車でのんびり九州めぐり、雨に降られないといいな。

地方と都会のLGBTの違い?

2019年11月22日 | LGBT調査・イベント


LGBT調査について、フランス人から聞かれた「地方で育つLGBTQと都会で育つLGBTとの間に違いがあるか」。

同じ質問を、フランスでしてみたらどうかしらん・・・・?
日本でしてみたら・・・・?ある程度同じパターンが見えてくると察するのだが。




多様性という点では、やはり都会の方が理解が進んでいるけれど、それだけいじめも陰湿なものになったりする。
田舎の学校は、何せ保守的なので、先生からの陰湿な嫌がらせがかなり報告されたかな。


周囲の人の目という点でも、都会は隣に住み人が誰?みたいな状況になってきているけれど、田舎はやはりみんな村人を知っている感じ。

↓ワインを飲みに、ついふらりと入ってしまうサイゼリア


でも、結局は、LGBTは18歳くらいになると家を出る決意をせざるを得なくて、都会に出て仲間や仕事を探す場合が圧倒的に多い。
この移行期(家を出る決意をするまで)をもっと掘り下げて研究したら面白いかもしれない。