学生たちが、コロナ禍の影響調査の学びを共有してくれた。
教えていて本当に面白いのは、学生から話を聞くこと。
でも、ついつい話しすぎで、反省するのである。
↓子ども撮影、ムール貝は4皿、ラムも3皿も食べたのである、すごい食欲
ある女子学生がインタビューした、タケオの道で米のお菓子を売ってる30年代の男性は、タイに行っていたことがあり、実は搾取されていた。
出稼ぎに行ったはずが、本当のところは仲介人に騙されてタイに連れられて行っていて、1年ほど給与を支払われず苦しみ、その後は逃げてタイ語を学んで自立できるまで数年何とか生き延びた。
カンボジアに戻ってきて、道で餅米のお菓子を売ってるのだが、オンラインで鶏肉を売る仕事をしたいので、技術を身につけたいそう。
ある男性学生は、妹のツテでカラオケで働いている女性にインタビューしたら、泣き始めちゃったそう。
なんでも、娘がいるのだが離れて生活していて、会いたくて仕方ないそう。
離れているのはまだとっても小さい子どもで(多分1歳未満)、離婚しているので、実母に預けて一人で稼ぎしているらしい。
調査員をポイペトへ送ったら、カジノでは数ヶ月間の間カジノの中だけで生活しないと解雇すると言われて、家族にも会えずに延々と仕事していた人たちにインタビューしたそう。
そういえばそんなことあったな・・・・(すっかり忘れてた)
550名を対象にインタビューを進めているが、なんとか予定通り終わりそう。
コロナの影響、誰もの人生に色々な影響を与えているが、学校を辞めないといけない子どもや結婚させられる子供が一番可哀想な気がする。
日本も自殺が増え、一日55人ほど自殺しているみたいで、恐ろしいのである。