ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

なぜカンボジア政府は同性婚を認めないのか?

2021年07月08日 | カンボジアの子どもの権利

ジェンダー学の中間試験、2回に分けて実施したので、それぞれ質問を全く変えないといけない。
そうでないと、1回目に受験した人が、2回目に受ける人に回答を言ってしまうのだ。・・・


『なぜカンボジア政府は同性婚を認めないのか?』という質問は、まあ何答えてもOKなのだが、いろんな回答が出た。

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同性婚をしたい人は、おかしい人間だと思われる
社会からの反感が高い
人々が男性同士の結婚はおかしいと思っている
カンボジア人はLGBTにいて欲しくない(結婚どころか存在して欲しくない)
政府は同性婚を不自然だと思っているから
もし許可したら子供が減って人口が減る
今の政府に提言をしてくる人がいないから、もし多くの人が提言すれば政府は許可すると思う
高齢者は、古い世代なので、まだ差別しているから







学生たちの間では、「いいと思うー」って回答が圧倒的に多いのだが、それはかなりみんながノンポリだからだろうか。