cafe blog-伊豆-

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イスタンブール~ -澁澤幸子-

2007-08-09 | 
まぁ~毎日暑い日がつづいています。

定休日の1日、こう暑いとついつい涼しいところへ行きたくなります。
夕方からは細野高原へ避暑に出かけ…お散歩しつつ私はのんびり本でも読んでみようかと…しかし、風が強いので寒くなるほどでした。

普段店のテラスで過ごすこともあまり無いのですが、休みの日はのんびり本でも読んでみようと…友人の母から借りた本を読み始めました。

澁澤幸子さんは以前ブログでも紹介しました澁澤龍彦さんの妹さんです。
実はトルコに行く前に「イスタンブール、時はゆるやかに」を買って読んでいましたが、こちらの「イスタンブールから船に乗って」を読んでみるとトルコ国内の他都市へ行ってみたくなりました。


幸子さんはどこへいっても人気者。
地元の人々との交流は自然と広がり、楽しそうな旅の様子がとても印象的でした。
道中、泥棒に遭って大変な事態になったりもしますが、その後の出会いなどがさらにすばらしい旅の思い出となっています。
本当にうらやましい限りです。

どんな旅にするのかは人によって違いますが、私の憧れる旅を幸子さんはトルコでしていたのです。
次に行くときはぜひ「船に乗って~」を実現できたらなぁ~。



Mさんへ

お母様からお借りした新聞のスクラップ「クルド人のまち」、とても勉強になりました。
一気に読んでしまいました。
本と一緒にお礼を言っておいてくださいね。
ありがとうございました!


本を読むときは、できれば1杯の珈琲を!といつも思っているのですが最近は旅先で購入した変わった紅茶などを飲んでみたり…。
リプトンでも海外では日本にない種類が結構あったりします。
「ざくろ」の紅茶はさっぱりしててとても評判良かったですよ。
見かけたらぜひ購入してみてください。(トルコで購入)
粉末のリプトンはミルクティです。
ロイヤルミルクティのような濃厚な味わいで期待以上でした。
ひとつはバニラ風味。
お土産にぜひいかがでしょう!(バンコクで購入)




トルコまで行くのは遠いいから…東京でその栄光の歴史を見てみませんか?
ただ今、東京都美術館にてトプカプ宮殿の至宝展を開催中!

トプカプ宮殿はと~っても広く、博物館としては半日はかかるのではないでしょうか?
ハレムの建物内も見てきましたが、想像するだけですごい世界でした。
また明日にでも紹介してみたいと思います。




華氏911を見て…。

2007-08-06 | 映画
今週は真夏の天気がつづきそうで…うちの犬たちも辛そうな毎日です。


今日は62回目の広島「原爆の日」です。
やはり8月になると戦争や歴史の話題が多くなりますね。

語り継ぐ人が減っていく中、先日NHKで夜中やっていた番組に硫黄島で戦った戦争経験者の方の話を紹介していました。
今ではだれも話したがらない内容だけれども、手記にして残しておこうと現在執筆中だそうです。
本当に厳しい現状…死んでもまだ戦争しなければならない…死体の下に隠れて息を殺して過ごしていた…そんな話を聞いただけでも、知っておかなければならない!そう思いました。



「華氏911」
マイケルムーア監督2004年の作品です。

戦争を始める人間がいるというのが良く分かる映画でした。
疑問に思いませんか?
いったい戦争って誰が始めるのか?と。

理由はなんであれ戦争はしてはいけない。

本編よりもメイキング特典のインタビューなどがとても良かったです。


イラク戦争で今現在も相当数の人が亡くなっている。
アメリカ兵もイラク人も…それ以外の人々も。

アメリカ国内の現状も映画を見る限りかなり悲惨なものでした。
人数が足りないので、失業率の高い小さな町へ勧誘にくる海兵隊。

若い兵隊たちはどんどんイラクで死んでいく。

それでも生きていくためには軍に就職するしかなかったりするのです。


イラクの市民たちも口をそろえて言っています。
「俺たちは戦争はしたくない」
「戦争は嫌いだ」


いったい何がどうして戦争という事態になってしまうのでしょうか?

人を尊敬できない…それが映像でよく分かりましたよ。

イスラム特にイラクの人は誇り高い人が多いのでだそうです。
だれもアメリカの言いなりにはなりません…それは何百年経っても変わらないのでは?

女性を誘導するときにも、軽々しく肩を触っていたり…イスラムの世界では考えられないですよね。


捕まえた人に虐待するなんてあたりまえ。
どうしてそういう事を平気でできるのでしょうか?
やはり戦場という異常な世界にいるからこそ起きてしまうことなんでしょう…そうとしか考えられないですもの。

戦争はそんな甘いもんじゃない!
もっとみんなで考えなければ…とにかく政治にも興味を持ちましょう!

そんなメッセージを伝えられただけでもこの映画の価値はあるのではないでしょうか?



それにしてもどうして平和に生きていくことに努力できないのかなぁ~。
それ以外のことには、日本をはじめずいぶんと努力もお金も使うのにね。


健康問答 -五木寛之・帯津良一-

2007-08-05 | 
今日も暑くなりそうです…。


夏の暑さなどに年々対応し辛くなっているのは気のせいなのか?

先日、近所の和尚さんから本をお借りしました。

健康問答
本当のところはどうなのか?本音で語る現代の「養生訓」。
五木寛之、帯津良一 著
平凡社
2007年4月
税込 1,470円


健康について日々考える時間が増えている気がするのですが…年のせいもありますよね。
友人たちとの会話にも20代も後半になると、サプリメントやダイエット、食事療法やデトックスなど話題もついつい健康や美容についてが多くなります。

周囲の人の中には癌や難病の治療中であったり、心臓病、内臓疾患、血圧、糖尿病、ありとあらゆる病気を持病に持つ人が多いのですが、虫歯や水虫など身近な疾患でさえ治療法に迷うこともありますよね。


そんな疑問だらけの健康法にホリスティック医療の名医が、素朴な疑問に本音で答えます。


特に最近流行のマクロビオテックやメタボリック症候群など健康ブームにおける常識のウソを、作家と医者が本音で明かしてくれます。


水はたくさん飲まなければいけないのか?

よく1日に2ℓは飲まないといけない!なんて言われています。
確かにこう暑い日が続くと2ℓ以上飲まないと倒れてしまいそうですものね。
しかし帯津先生は「水を飲めばよいというものではない。体の欲求に応じて、のどが渇いたら飲む程度でよい」とおしゃっています。

・珈琲は体にいいか悪いか?
・抗菌・防菌対策は、ほんとうに病気を予防できるか?
・メタボリック症候群は、ほんとうに危険か?
・長生きはほんとうに幸せか?

ほかにも、日常気になることばかり。


この本を読んで思ったのは、「これを食べなさい飲みなさい!あれをしなさい、しちゃいけない!」など決め事をしすぎてはいけないということです。
それだけで患っている上にストレスの追い討ちをかける…余計悪くなりそうですよね。



この本を読んでみるとちょっぴり気が楽になりますよ。

和尚さんに借りる本には赤線がびっしり引かれています。
昔からの癖だそうです。
中にはこんな書き込みもあってさらに勉強になっちゃいます!

喜寿…77歳






ホリスティック医療とは…人間の健康を、肉体や精神、気や霊性等まるごと含めた全体的な健康観でとらえ、西洋医学に中国医学や代替医療も取り入れ、自然治癒力を高めながら、最も適切な治療を行う医療。
 

久しぶりに観たディカプリオ…

2007-08-04 | 映画
雨も上がり、今週末はなかなかのお天気なのでしょうか?
まぁかなり暑いので、夜寝苦しいのが辛いところです。

フェーン現象によって新潟で被災されてる方々が暑さに苦しんでいるとの報道をみると、あぁ~自分はまだまだ幸せだなぁって思いますね。
実際に想像するだけで、人のいびきでさえ結構なストレスになりますからね…。
お見舞い申し上げます。


寝苦しい夜だからこそ、なんとなく夜中に映画を観てしまったりするのですが…。

昨年の話題作「ディパーテッド」を観ました。
アカデミー賞受賞作品ですよね……。

なんだか導入部分からの丁寧な作品作りが最後でずいぶん雑になってしまったような?
この映画はリメイクなんですよね。
良かった~オリジナルは期待したいですもの。


しかし、久しぶりにみたディカプリはなかなか凄みのある演技でした。
奇天烈ぶりはジャックニコルソンには負けますが…。
この二人の競演は良かったですねぇ。

良くありがちな潜入捜査の話ですが、警察とマフィアどちらも潜入しているという複雑さ。
地域の特徴や個人の過去などで潜入するのはかなり難しい世界かと思いきや、あっさり潜入できちゃうあたり、なんとなく重みがない気がする。

どうもマットデイモンが苦手なので、感情移入しにくかった。
好きな方には失礼になっちゃうけど、どうも深みがないんだよなぁ。
汚れ役でもエリート役でも何をやっても「コレッ!」ていう雰囲気が出ない気がする。
…でもアメリカでは大人気なんですよね。



とにかくラストは悲惨。
…脚本のせいかもしれないけど、最後に何も残らない。
これ正直な感想。

もうちょっと人間関係を重視して描けば良かったのでは?


とにかくオリジナルをなるべく早く観たいと思ってしまった!





やっと飛べるように…

2007-08-03 | 生物
今回の台風もずいぶん被害が出ているようです。
いったいどれだけ苦しめば…そんな思いをしている方々も多いのでは。
これからお盆だというのに。



数日の間にずいぶんツバメに変化が出てきました。
こんな風に外に出ているだけではなく、なんと!飛んでいたのを確認。
飛んでは戻りの繰り返しで練習でもしているのでしょうか?

なんともかわいらしい姿で、まだ産毛が残っているので親よりも一回り大きいような気がします。


暑中見舞いのカードをいただきました。
立体になってて、カゴには蛍がたくさん入っています。
この黄色い部分に塗料が塗ってあって、光に当てておくと暗いところで光るんだそうです。
凄いですねぇ。
最近ではあまり暑中見舞いを出さなくなってしまいました。
みなさんはどなたかにお見舞いハガキをだしましたか?





まめたいな人(ご近所のおばさん)などから手作りのところてんを頂くことがあります。
市販されているものよりもかなり固めなものが多く、歯ごたえがあって美味しいです。
↓は先日干物屋さんでおまけで頂いちゃいました。
よ~く冷やして黒蜜をかけて食べるのが好きです。




ついつい暑い日が続くと、アイスクリームなどを食べる日が多くなります。
なるべくところてんやこんにゃく、せめてカキ氷にしようと努力中。

ちょっとくらいの体調不良だと、食欲減らないんですよねぇ。
昨晩のデザートにパイナップルを食べました!
漢字で書くと「鳳梨」です。
これが甘くてジューシーで美味しかった~!
実は好きなフルーツジュースで三本指に入るのがパインジュースなんです。
たまに飲むと美味しいですよぉ。




何でも見てやろう -小田実-

2007-08-02 | 
昨日は半日かけて庭の手入れ。
たまにはゆっくりしたいなぁ~と思っても、なかなかそういう余裕が出来ない。

定休日にはかならず1度は長めの散歩にでる。
これが唯一のんびりモードに切り替わる。
しかし、暑い日はつらい!
昨日は風もなく、蒸し暑く、蚊も大量だった!
それでも犬たちは楽しそうに芝生の上を転がっていた。

今朝!つばめの雛が1羽、巣の外に出ていた。
驚いた!
そろそろ旅立ちも近いのか?
今の時間になるとものすごい数のツバメがやってくる。
きっと一緒に飛ぼう!と誘いにきているのだろう。
そんな彼らについて行って見たいと思ってしまった。


「何でも見てやろう」の小田実さんが亡くなった。
彼の作品はこの1冊しか持っていない。

買ったのはもう随分前の事で、いつだったか良く覚えていない。
小田実という人がどういった人物なのかも良く分からずに、本のタイトルだけで手にとって購入した。

とにかく「百聞は一見に如かず」と単純に感動さえ覚えた旅行記だった。

まだ不便極まりない日本からの海外旅行。
お金もないから留学生で行くのがいい!
それも旅費も出してくれるのだというからこんな良いことはない。

理由は単純でアメリカを見たかったから。
それも①摩天楼②ミシシッピー川③テキサスの原野というなんとも分かりやすいもの。
それでも見てみないことにはねぇ。
見てしまえばどうということもなかったそうだが…。

その後22ヶ国も貧乏旅行したというから凄いじゃないですか!


「何でも見てやろう」このタイトルでこの本を買った人も多いのでは?
そして読んだら、自分で「見てやろう」という気になるはず。

現代は便利になりすぎているとは思うけれど、自分であえて選択していけば、大変だし辛い事もあるけど、きっと思い出深い楽しい旅になるはず!
やはり自分の目で見ないとね♪

写真のようなホステルに泊まれば、世界中の旅人と出会えるし、色々な話も聞けるし、また世界が広がりますよ!
あえてそんな旅をしてみるのも面白いものです。