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健康問答 -五木寛之・帯津良一-

2007-08-05 | 
今日も暑くなりそうです…。


夏の暑さなどに年々対応し辛くなっているのは気のせいなのか?

先日、近所の和尚さんから本をお借りしました。

健康問答
本当のところはどうなのか?本音で語る現代の「養生訓」。
五木寛之、帯津良一 著
平凡社
2007年4月
税込 1,470円


健康について日々考える時間が増えている気がするのですが…年のせいもありますよね。
友人たちとの会話にも20代も後半になると、サプリメントやダイエット、食事療法やデトックスなど話題もついつい健康や美容についてが多くなります。

周囲の人の中には癌や難病の治療中であったり、心臓病、内臓疾患、血圧、糖尿病、ありとあらゆる病気を持病に持つ人が多いのですが、虫歯や水虫など身近な疾患でさえ治療法に迷うこともありますよね。


そんな疑問だらけの健康法にホリスティック医療の名医が、素朴な疑問に本音で答えます。


特に最近流行のマクロビオテックやメタボリック症候群など健康ブームにおける常識のウソを、作家と医者が本音で明かしてくれます。


水はたくさん飲まなければいけないのか?

よく1日に2ℓは飲まないといけない!なんて言われています。
確かにこう暑い日が続くと2ℓ以上飲まないと倒れてしまいそうですものね。
しかし帯津先生は「水を飲めばよいというものではない。体の欲求に応じて、のどが渇いたら飲む程度でよい」とおしゃっています。

・珈琲は体にいいか悪いか?
・抗菌・防菌対策は、ほんとうに病気を予防できるか?
・メタボリック症候群は、ほんとうに危険か?
・長生きはほんとうに幸せか?

ほかにも、日常気になることばかり。


この本を読んで思ったのは、「これを食べなさい飲みなさい!あれをしなさい、しちゃいけない!」など決め事をしすぎてはいけないということです。
それだけで患っている上にストレスの追い討ちをかける…余計悪くなりそうですよね。



この本を読んでみるとちょっぴり気が楽になりますよ。

和尚さんに借りる本には赤線がびっしり引かれています。
昔からの癖だそうです。
中にはこんな書き込みもあってさらに勉強になっちゃいます!

喜寿…77歳






ホリスティック医療とは…人間の健康を、肉体や精神、気や霊性等まるごと含めた全体的な健康観でとらえ、西洋医学に中国医学や代替医療も取り入れ、自然治癒力を高めながら、最も適切な治療を行う医療。