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トルコ旅行 -寝台列車1-

2007-08-26 | 旅-トルコ・ブルガリア
先日突然来た友人のお土産をいただきました。
モロゾフのシャーベット。

濃厚なソルベは美味しいですね!
ごちそうさまでした。



寝台列車に乗りたくて、無理やり予定を組んだイスタンブール~ブルガリアの旅。
イスタンブールの駅はヨーロッパ大陸に1つ、アジア大陸に1つ大きなものがあります。
もちろんヨーロッパ側はあのオリエント急行の発着駅で有名なところです。
私の大好きなアガサクリスティも降り立った場所。
ここから旅に出たい!そう思ったのです。

夜行寝台には1等2等と座席があって、私は2等にしてみました。
切符を買うときはインターナショナル窓口で購入します。
行き先はブルガリア第2の都市、プロヴディフ。

列車は1日に1本のみ。
イスタンブールからハンガリーのブダペストまで横断します。
途中下車なので1泊ですが、たぶん終点までだと2泊はするのではないでしょうか?

日の暮れた駅のホームはガランとしていてちょっと寂しい。
乗り込んでからは食べられないと思い、駅前でバーガーを食べてきた。
途中で焼き栗を買い、それを読書のつまみにして列車を待つ。
時刻どおりに出発するのはやはり終着駅だからだろう。

車掌さんはブルガリアの人でした。
自分の寝台まで案内してくれて、切符は没収。
聞いたら、降りるときに教えてもらえるそうで、そのとき切符も返却してくれるということでした!
と~っても親切ですよね。
そして枕と毛布をもらいました。
すっかりベッドはシーツも整えられて、寝るだけになっています。
2等は3人使用、ちいさな洗面台有り、水はかなり匂いますので、歯磨きはミネラルウォーターをお勧めします。
部屋は私の降りる駅まで独占状態!ラッキーでした。
(なんと帰りの寝台も同じ、イスラム圏ということもあり男女別部屋にしてくれますし、女性の旅行客は少ないんですね…だって男性はいっぱいでしたもの)

夜中、肌寒いです。
ノックの音、「もうすぐボーダーだからね!」

さらにノックの音、「さぁ!降りてパスポートコントロールへ」


閑散としたホームにそろそろと乗客は降りていきます。
蛍光灯の明かりが眩しいオフィスで並び、出国審査を受けます。



ホームには2箇所ほど免税店もありました。
(意外と買ってる人がいてびっくり!見てみればよかったなぁ~)

無事に出国、列車に戻りしばらくして動き出しました。
20分ほどかな?またノックの音。
「パスポート プリーズ!」とはいいませんでしたが、たぶんブルガリア語でそうなんじゃないかな?
今度は入国審査、パスポートを預けます。
オフィスはなくて、入国判子を押してまた届けてくれました。


ちょうど真夜中~明け方なので、眠いのですがバスでの座席移動を考えたら本当に体が楽で助かりました。
やはり横になることは大切ですね。

帰りも色々と大変だったのですが、それはまた明日にでも…。


*列車に乗る前は1Lのミネラルウォーターを持って乗車すること。
 かなり乾燥するので、絶対に必要です。
 夕食を食べても、小腹がすくのでお菓子などの非常食を!
 昼ごろ到着予定であれば、朝食も持ってると安心です。
 列車の旅は何があるか分かりませんものね。