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アルルの寝室…「ゴッホの遺言」から

2011-04-06 | 
今日も良い天気♪
一気に桜(ソメイヨシノ)が咲きそうです。

大震災後、節電を心がけてはいますが、夜寝る前の一時は音楽やDJのおしゃべりで癒されて眠りにつきます。

今年の夏は電気の供給が足りなくて大変になるとのニュースが毎日のように流れていますが、個人での節電には限界があるので何か良い方法を国で考えていただく他はない気がするのですが…。
みんなが停電になるよりは節電した方が良いと思いませんか?


そんな電気を一番使用する東京都の都知事選挙が今週末に行なわれます。
私はすでに投票済みですが、どなたが当選されても、ぜひ頑張っていただきたい…そう願わずにはいられません。


***



昨日紹介した「ゴッホの遺言」から今日は「寝室」について。
この有名な3作はアルルでゴッホが過ごしていた寝室なのだが、油彩の前にスケッチを2枚書いている。
1枚はアルルに来るのを待ちわびていたゴーギャンに宛てた手紙に添えられたもの。
もう1枚は弟テオに宛てた手紙に添えられたもの。

これのテオ宛のものが「贋作」であるという小林さんの推理と証明が細かい所まで図説を含めて説明されているのだ。

↑この作品は「ゴッホの寝室」(ゴッホ美術館蔵)で、現在は日本にある。
昨年から展開されている「没後120年ゴッホ展」で展示されているのだが、とても面白かったのはこの部屋が実際に復元され直接見ることができるのだ。
…残念ながら残すところあと4日となってしまった。(名古屋市美術館)



↑これはオルセー美術館にある「アルルの寝室」
私にはとても馴染みのある作品で、「寝室」というとこの絵を思い出す。



↑これはシカゴ美術研究所にある「ファンゴッホの寝室」
残念ながらこれはまだ見たことがないが、色彩が淡くて色味も少なくちょっと寂しげな感じを受ける。


同じモチーフでそれも複製だというのに、その時のゴッホの心境がこれほど絵に出るのも面白い。



あえて「スケッチ」は紹介しなかったので、興味のある方はぜひ本を読んでいただきたい。
ちょっとした推理小説のようなスピード感で楽しめると思う。


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