みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

みずけん式サイクルモード宣言!?vol.5「全壊モード」

2010-01-16 21:05:43 | 自転車
 去年も書いた気がするが、サイクルモードで俺が試乗したい順位は

マウンテンバイク→超高級ロード(50万以上)→小径車等→たまにクロスバイク

 となる。

 ところが今回、お昼を過ぎ絹代さんからサインをもらうに至るまでそのマウンテンバイクの試乗ができていなかった。

 ということで少々焦りつつ、さっき別れた友人との合流待ち中ちょっとだけアンカーブースの朝生つぐみさんがステージでサプリメントのお話をされてたのを見たが、合流後は結局またステージを離れてしまった。
 その結果、運動時の栄養補給についての知識の欠如っぷりが某ブログでも顕著に現れているという…つぐみさん今年はちゃんと見ます(;_;


 さて、焦りつつ会場内を巡る俺が、アメリカのメーカーJAMIS(ジェイミス)のブースを通りかかったその時、俺の目に一台の試乗車が飛び込んできた。

 パッと見は、ロードバイク。
 だが、その自転車がロードと違う点は、細いながらもMTBのようにゴツゴツしたブロックタイヤ、それと一般的なロードにつくものとは形が違う、「カンチブレーキ」というタイプのブレーキ。

 それは、シクロクロスという、基本冬季限定のオフロードレース用の自転車である。
 オフロードと言っても、MTBとは違い担いで自分の脚で走ったりするため作りはロードバイクにかなり近く、軽い。
 ちなみに、ウィキで見てたらなんでもシクロクロスってのは古く、MTBより遥かに歴史のあるものらしいよ。

 という訳で、今でもシクロクロス用バイクは結構珍しいこともあり、つうか個人的にちょっと興味のあるジャンルでもありでこれを試乗させてもらうことにした。


 試乗する前に、一応ブースの人に聞いてみた。
 「この車でMTB用のコースを走っていいんですか?」
 「ええ。」

 ここまで説明をはしょっていたが、このサイクルモードでは毎年オフロード即ちMTB専用のコースが一部用意されている。
 ここまでオンロード用の自転車ばかり試乗していて、今年もかなり楽しそうなそのコースを横目で見て早く乗りてぇ~と思っていたこともあり、多少入れ込み気味に試乗開始。

 オフロード専用とはどういうことかというと、コース上に木材でバンクや凹凸のある地形を模したものが作られており、MTBのサスペンション等を遺憾なく体感することが出来るのだ。

 もっとも、このシクロクロスバイクはサスはついてないため、自らの身体のバネでデコデコの衝撃を吸収せにゃならん。


 そんな状況下、ドロップハンドルを握り締めデコデコを体感していた俺だった。

 2周目くらいだったか、前を走るMTBの後ろをシクロクロス車で走る俺にアクシデントは起こった。

 やはり材木で作られた、波打つような凸凹のコースをガンガン走るMTBの割とすぐ後ろを、やはりガンガンと俺も走っていたのだが…

 凸凹コースの中間を過ぎたあたり、俺のすぐ前でそのMTBがコケた。


 …


 …


 もう車1,2台分の余裕しかなかったし、凸凹上で急停止すんのもそれはそれで危ないしってこともあり、アッサリ巻き込まれてコケた俺。

 でさらに俺の後ろを走っていたらしい人も巻き込まれ、3台の玉突き事故となってしまった…


 幸い、他の二人もそれ程大ダメージではなかったようだし、俺の方も自転車は大丈夫だったようなのですぐコースに復帰はしたのだが、ちっとばかしツーケーを打ったらしく、軽くイデデ状態で試乗を終えた。

 何と言うか、いい悪いのお話をしたい訳ではないのだが、やはりMTBでああいう凸凹を走るというのは多少心得がいるのかも知れないね。
 コケた人は、確か俺の記憶だとデコを飛んでる途中、空中でハンドルを切ってしまい、前輪が斜めに着地した結果身体が飛ばされたという塩梅だったと思う。
 そういうことも、やっぱし分かってないとやっちゃうことなんだろうから、試乗してた人を責める訳にもイカンのだが…

 もしかしたら、試乗にあたって「万が一の時も主催者に責は問いません」という誓約書もいいけど、特にMTBに乗り慣れない人が乗る場合なんかを考え、軽い注意事項なんかを書いた紙を読んでもらったりするのがいいかも知れない。

 まあかくいう俺も、アノ場で爽やかに緊急回避できんかった時点で大した腕ではないんだけどね。


 ともあれ正に七転八倒の俺様、ばってん懲りずに試乗の旅は続くのであった。

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