みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

GW自転車旅行の件2(奈良→京都編)

2007-05-07 23:42:57 | 自転車
 5月1日。天気予報通りバッチリ雨が降ってきやがった。
 RS君の家を発ち、マックでグリドルというやつを食う。コレは前に一遍食ったことがあるんだけど、中身はハム、タマゴ等いわゆるマフィンと変わらんのだがそのマフィンというかバンズにあたる要するパンに、メープルシロップが練りこまれているのである。
 俺は、桜でんぶ(もしかして知らない人いる?三色弁当のピンク担当なんだけど)やポテトサラダにたまに入っているリンゴやレーズン等塩味のものと甘いものとのミックスが苦手なのだ。ちなみに酢豚のパイナップルはギリギリセーフ。
 なもんでグリドルはあくまで微妙なのだが、何となくまた食ってしまうんだなあ。まあ走る前に血糖値を上げるのにはいいのか?

 しかし、結局朝食後すぐは走りもせず電車にて生駒山をくぐって奈良に。生駒は次回の宿題だな。奈良では久しぶりに東大寺の大仏を見た。そして鹿と戯れつつ?(今のmixiのアイコンはこの時の写真である)近くの茶屋で万葉粥というお粥を食べる。観光地らしく値段はそこそこしたが、味は美味しく奈良漬などのお漬物も素朴でほっとさせられた。


 さてお粥を食べて外に出たら雨も上がり、こっから先はいよいよ自転車の出番。この日予約した宿のある京都まで楽しくツーリングである。
 そして、余りにも楽しすぎて後輪がパンクするという楽しいハプニングが

 自転車のパンク修理に必要なものはそれ程多くない。ただ当たり前だがどれか一つ欠けただけで大騒ぎになるのも事実。
 まずは当然だがパンク穴をふさぐものが必要。俺はパナレーサーのイージーパッチキットちゅうもんを使っている。昔のゴムパッチはノリをつけないとアカンかったのがこのパッチはシール感覚でそのまま貼るだけでOKという優れもの。初めて知って以来デファクトスタンダードになってる。
 ちなみにチューブを丸ごと取り替えるという手もある。その場合は当然チューブを持ってないとアカンけどね。
 で、チューブレスでない限り表面のタイヤ部分を外して中のチューブを取り出さねばならない。そのためにタイヤレバーが必要になってくる訳だ。それも普通は2本以上。でないと最初のとっかかりが難しいのだ。こればっかりは言葉で説明しきれんな。だが今回俺は一本でなんとかやり過ごした…良い子の皆は2本持とうね
 さらに、パンク修理したあと空気を入れないと走れないので、空気入れもまた必須である。これはバルブの種類によってはスーパーの無料空気入れだったり(英式)ガソリンスタンドの空気入れで(米式)まかなえないこともないが、人里離れた土地でパンクしたり、俺の自転車のように(仏式)自転車特有のバルブだったりすることを考えるとやっぱり持ってないといけない。

 そんな事情を踏まえた上で、俺は国道の立体交差がある人里離れた場所?でパンクしたが、上記の道具は一通り持っていたので多少の時間ロスで済んだのである。

 その後はひとまず何事も無く、しかし途中風がかなり緩急をつけて吹いてきやがって、1m外れれば何mの河原まで転がっていくような川沿いの路側帯ナシの道路をびびりながら走ったりもした。


 京都に着いたのは夕方。今回の宿であるペンションステーション京都は京都駅から10分もかからない中心部にあるにもかかわらず一泊4000円という破格かつアットホームなお宿である。俺も着いて早々コーヒーをご馳走になるなどお世話になった。

 夜は四条通河原町の阪急に入っている「先斗入ル」という京風パスタのお店。読みは「ぽんといる」だったりする。ちなみにこのお店、関東にも既に何店舗も出してるんだけどね…次の日も走る予定だったのでパスタにしたかったのよ。
 京野菜や和風の素材を使ったパスタも美味で、尚且つ付け合せの柴漬が意外とパスタに合う(気がした)のも面白かった。しかし今時の女の子が集うこのお店にサイクルジャージで入ったのはちょっと恥ずかしかった…
 マそんな訳で、パスタ食った帰り雨に降られながらも楽しい京都の夜?を過ごしたのであった。