みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

ドイツのクリスマス

2004-12-06 22:56:01 | 雑記
 ドイツのクリスマスはWeihnachtenという。
 今はまだAdvent(待降節)の時期だが、ともかくパーティーは始まった。

 ドイツの冬では、グリューワインというまあ要するホットワインが飲まれるらしく、この日も3つの鍋でワインが温められていた。
 俺も早速一杯もらい、飲んでみる。するとシナモンやらクローブの香りが結構きつい。良く分からずにクローブをかじったらえらく苦くて参った。

 学校内にホールがあって、そこに沢山のテーブルが並べられ、客も段々増えて来る。
 俺も同じクラスの人達と席に着く。で暫く話したりしなかったりしていると、(多分)先生の一人がMCを始めた。もちろんドイツ語でね。

 途中前のほうのテーブルから笑いが起こる。勿論うちらのクラスの人間には何が面白いのかさっぱり分からん。


 そうこうしているうち、先生に呼ばれ2階の教室へ。他のクラスの人達とクリスマスソングの合唱をする為の練習である。

 一曲目を3パートに分かれて合唱するという事で、自分のいるクラスは一番上のパート。ここが一番人が多かった。逆に言うと他の2パートが極端に人が少なく、一番下のパートは数人の男性たち。でも日本男児の意地を見せ?最後はリッパに釣り合いの取れた合唱になってた。


 で懲りずにグリューワインで景気付けした後、いよいよ本番。
 ドヤドヤと舞台に大勢で上がりこみ、まず音合わせも兼ねて一音目をハモってみる。
 要する「(上のパート)アーー(真ん中のパート)アーー(下のパート)アーーーーーー♪」って感じでやるアレなんだが(ま普通は順番逆かも知れないけど)、下のパートでおもむろに野太い日本男児の歌声が出てきて、なんか客席の笑いを取ってた。


 ちなみに曲目は「Alle Jahre wieder」と「Morgen,Kinder,wird's was geben」という二曲。多分ほとんどの日本人は聴いた事は無いと思う。それらを歌い無事終了。

 そんな訳で、グリューワインを飲んで歌を歌ってたらいつの間にか?終わっていたクリスマスパーティー。本当に何事も無く終わってしまった…こんな俺は果たしてクリスマス・イヴの夜はどう過ごしているのだろうか…

ドイツ語のお勉強・その9

2004-12-06 01:47:29 | お勉強
 もうバッチリ宿題も(この日の朝)済ませ、遅刻もしないように時間もちゃんと余裕を見て臨んだ9回目。

 今回は、授業の後学校のクリスマスパーティーがあるというので、準備万端で臨んだ?という訳だ。

 時間になり、先生が入ってきたが何か短いプレッツェルを持ってきてて、それを食べながら授業開始。(これは程良い塩味で後引く旨さだった)
 大まかに言うと前回の続きで、食べ物・飲み物を如何にして注文するかという話。
 前回と違い、今回は直接(a cup of teaじゃなくてteaという風に)その食べ物飲み物を注文する言い方でやったのだが、その場合は頼む物自体の性を知ってないといけないとか、男性名詞の場合は冠詞がeinじゃなくてeinenになる(文法的には冠詞が4格になる、と言うんだけど)とか色々とこんがらがる事項があったりしてた。

 で、前回は神経衰弱をやったのだが、今回は食べ物のカードを引いて言った後それを伏せ、次々と引いては伏せて後の人はそれまで引いた食べ物を全て言わなければならないという、要するに記憶力勝負をやった。正直俺はかなり記憶力が無くなっててダメダメだったが、10枚以上記憶してる人もいて素直に凄いと思ったね。なにしろ名詞の性まで全部覚えてる訳だから…

 そして、あらかじめ3人のチームで「ウェイター」「客1」「客2」の台詞を作り、それを暗記して会話をするというのをやった。
 何となく一番台詞の多いウェイター役になり、これまた記憶力の無さが炸裂した俺だったが、さっきシナリオで決めたにも関わらず、リアルさを追求する為?わざわざ本番で客のオーダーをメモるという行動に出て、先生他の笑いを誘う事に成功(泣)。


 授業の終わり間際に、今夜のパーティーでドイツのクリスマスソングを皆で歌って欲しい、という事で歌の練習などもやったりして。


 で授業が終わり、いよいよクリスマスパーティー…という所で眠くなったので続きはちょっと待って…