現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

小沢正「ゆめの オルゴール」目をさませトラゴロウ所収

2018-12-20 17:34:45 | 作品論
 ゆめのオルゴールは、例によってきつねが発明した、その音を聞くと自分の好きな物を夢に見ることができる物です。
 それによって、トラゴロウの宿敵のりょうしや機関銃の弾丸が、トラゴロウの大好物の肉まんじゅうに変わってしまいます。
 子どもの好きな繰り返しの手法を使って、いろいろなパターンでオルゴールと肉まんじゅうが出てくるのですが、今回はややひねりすぎていて、幼年の読者にはすっきりと楽しめないかもしれません。

目をさませトラゴロウ (新・名作の愛蔵版)
クリエーター情報なし
理論社

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 立花隆「序章 ヒトとサル ... | トップ | ベルリン・天使の詩 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

作品論」カテゴリの最新記事