1983年に出版されたサリンジャーについての論文集のはしがきです。
最後の「ハプワース16、一九二四」が発表された1965年から18年もたっているのに、少なくとも日本では当時もサリンジャーの人気は衰えていなかったようです。
もっとも、亡くなった2010年以降にはまた出版ブームが起きていますから、いつまでサリンジャーが読まれ続けるのかは、非常に興味深い現象です。
さて、このはしがきを見ると、すでにこの時点で夥しい論文が世界中で書かれているようですが、それらを渉猟する出発点としてもこの論文集は有効なようです。
その一方で、サリンジャー研究で頭の痛い、日本での作品名や登場人物名などの不統一は、ここでも匙を投げています。
いずれ、このブログで、マージェリー・シャープのミス・ビアンカ・シリーズについてまとめたように(その記事を参照してください)、作品名や登場人物名などについてのまとめもやってみたいと思っていますが、いつになることやら私にもわかりません。
最後の「ハプワース16、一九二四」が発表された1965年から18年もたっているのに、少なくとも日本では当時もサリンジャーの人気は衰えていなかったようです。
もっとも、亡くなった2010年以降にはまた出版ブームが起きていますから、いつまでサリンジャーが読まれ続けるのかは、非常に興味深い現象です。
さて、このはしがきを見ると、すでにこの時点で夥しい論文が世界中で書かれているようですが、それらを渉猟する出発点としてもこの論文集は有効なようです。
その一方で、サリンジャー研究で頭の痛い、日本での作品名や登場人物名などの不統一は、ここでも匙を投げています。
いずれ、このブログで、マージェリー・シャープのミス・ビアンカ・シリーズについてまとめたように(その記事を参照してください)、作品名や登場人物名などについてのまとめもやってみたいと思っていますが、いつになることやら私にもわかりません。