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現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

ロスト・ワールド

2021-09-17 16:15:17 | 映画

 1997年公開のアメリカ映画です。

 大ヒットした「ジュラシック・パーク」(その記事を参照してください)の続編で、監督も同じスピルバーグなのですが、信じられないような駄作です。

 マイケル・クライトンの同名の小説とは、まったく別個に作られたせいか、ストーリーは支離滅裂でむやみに長く、登場人物もまるで魅力がなく、馬鹿じゃないかと思える行動の連発なので、誰にも加担して見ることができません。

 スピルバーグでも、時々、この作品や「1941」のような失敗作を作ることがあるので、油断はできません。

 

 

 

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ジュラシック・パーク

2021-09-17 16:02:58 | 映画

 1993年公開のアメリカ映画です。

 当時の世界での興行収益の記録を作ったスピルバーグ監督の大ヒット作です。

 従来の特撮映画で使われていたアニマトロニクスと、実用化が始まっったばかりのCG技術をうまく融合して、太古の恐竜たちを現代のスクリーンに出現させました。

 マイケル・クライトンの原作は、最先端の科学技術やビジネスと、フィクションを合成したかなり複雑な小説(文庫本で二冊分)なのですが、そのエッセンスを活かしつつ、一級のエンターテインメントに仕上げています。

 ティラノザウルスやヴェロキラプトル(この映画で有名になりました)の登場シーンの迫力も素晴らしいのですが、「ジョーズ」でも発揮されたまだ恐竜が見えないシーンの描き方(コップや水たまりが震える、鼻息で窓が曇る、影が映るなど)が秀逸で、観客に恐怖感と期待感(怖いもの見たさ)を盛り上げます。

 

 

 

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