現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

モアナと伝説の海

2017-03-16 09:08:02 | 映画
 子ども向けのアニメですが、完成度は高いです。
 映像(特に海のシーン)が繊細で美しく、実写かと思わせるような場面もたくさんありました。
 CGは、実写映画よりもこういったアニメーションの方が、生かされているようです。
 実写映画では、アクションシーンなどでもどうせCGだと思うとあまり楽しめないのですが、アニメだと最初から割り切れて映像の美しさや迫力を素直に楽しめます。
 また、この作品はミュージカルでもあるのですが、評判の高い「ラ・ラ・ランド」よりも歌うシーンの質が高いようです。
 吹き替え版で見たのですが、日本語の声の出演者の歌のレベルもかなりのものがありました。
 エンターテインメントなので当然のことなのですが、広範な年代の観客をいかに楽しませるかの工夫がなされています。
 児童文学のエンターテインメント作品も、ディジタルおよびモバイル時代にどのように顧客にアピールするかをマーケティングしないと、どんどん取り残されてしまいます。

モアナと伝説の海 オリジナル・サウンドトラック <日本語版>
クリエーター情報なし
WALT DISNEY RECORDS
コメント
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