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読書録「頭がよくなる思考術」ほか

2022-01-27 | Weblog
読書録「頭がよくなる思考術」5

著者 白取春彦
出版 ディスカヴァー・トゥエンティワン

p93より引用
“ すでに価値が定められたものがそこに存
在していて、誰かがそれを得るわけではない。
忘れてはならない。なにかに価値を与えるの
は常にあなたなのである。他人ではない。”

目次より抜粋引用
“「答えを出せる」頭をつくる
 「迷わない」頭をつくる
 「楽しく生きる」頭をつくる
 「クリアな」頭をつくる
 「創造する」頭をつくる”

 評論家である著者による、物の考え方や事
に向かい合う心構えについて記した一冊。
 事態への対応についてから新しい物事を創
り出すための考え方についてまで、比較的簡
潔に書かれています。

 上記の引用は、欲望との付き合い方につい
て書かれた項での一節。
自分が本当に欲しいもの事は、自分で決めな
ければならないものなのでしょう。その決断
を下すための考え方を身に付けるために、こ
の作品のような本があるのではないでしょう
か。
 この本に書いてあることが正しいかどうか、
傍に置いて時々読み返して確かめつつ、より
良い考え方を自分の中に作り上げられたら何
よりなのではないでしょうか。

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読書録「スープ屋しずくの謎ときごはん」3

著者 友井羊
出版 宝島社文庫

p29より引用
“ クーポンを持参する女性客が増えたこと
で、売り上げが増加したというデータは出て
いる。店長は喜んでくれていて、昨日の打ち
合わせではさらに女性客を集めたいと意気込
んでいた。”

目次より抜粋引用
“噓つきなボン・ファム
 ヴィーナスは知っている
 ふくちゃんのダイエット奮闘記
 日が暮れるまで待って
 わたしを見過ごさないで”

 オフィス街にあるスープ屋を中心に起こる、
穏やかな謎と事件を描いた短編連作ミステリ。
 社会人となって程々に時間を過ごした編集
者・奥谷理恵。窓ガラスに映る自身の疲れと
向き合っている時、彼女の気持ちを動かす香
りを感じた…。

 上記の引用は、登場人物が制作するフリー
ペーパーのクーポンについて書かれた一節。
クーポンがあるときに来店されたお客の内、
常連やリピーターになる率がどの程度なら、
広告費の値打ちがあるのでしょうね。今はと
にかく、病気が収まることが何よりです。
 話ごとにスープ屋以外の主要人物が入れ替
わる構成となっています、しかしまったく無
縁な人が出てくるのではなく、少しずつつな
がりのある人物であり、それに合わせて物語
世界も少しずつ広がりを見せます。
一話に出てきた編集者の女性が一番よく登場
していて、スープ屋店長と並ぶ主要人物になっ
ていくようです。

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読書録「ここは俺に任せて先に行けと言って
から10年がたったら伝説になっていた。」4

原作 えぞぎんぎつね
漫画 阿倍野ちゃこ
キャラクター原案 DeeCHA

p8より引用
“ここは俺にまかせて先に行け!!”

 救世の魔導士を主人公とした、ファンタジー
ライトノベル漫画家作品。
 強大な敵・魔神王を退け、帰還しようとし
ていた主人公たち勇者パーティ。帰ってから
の事を話していたのだが、魔神軍の追撃が彼
らを襲う…。

 上記の引用は、勇者たちを無事返すため、
しんがりを引き受けた主人公・ラックの台詞。
この台詞を言った登場人物は死ぬという、所
謂定番の死亡フラグなのですが、一話目の時
点で折れています。あまりにも定番となって
いて、もうパロディ用の台詞にしか使えなく
なっているのかもしれませんね。
 大軍を一人で殲滅するような主人公なので、
その強さに安心して読める作品。なんという
か、シュワちゃんの映画と同じような楽しさ
があるように思われます。

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読書録「ここは俺にまかせて先に行けと言っ
てから10年がたったら伝説になっていた。2」
4

原作 えぞぎんぎつね
漫画 阿倍野ちゃこ
ネーム構成 天王寺きつね
キャラクター原案 DeeCHA

p19より引用
“遅くなるなら一言連絡入れてからにしなさ
い!!”

 救世の魔導士を主人公とした、ファンタジー
ライトノベル漫画化作品。
 ダンジョンの底で想定外の大物を成り行き
で倒した主人公・ラック、敵の陰謀の内容を
知り、ラックは決意を新たにする…。

 上記の引用は、勇者パーティの仲間で現ギ
ルドマスターの戦士・ゴランの台詞。
この後ラックに心の中で「おかんか」とつっ
こまれていますが、ラックが帰還してきた時
もおかんみたいに世話を焼いてくれていまし
たね。
 可愛いキャラクターも増えて、敵の活動も
盛んになって、ゆっくりできない主人公・ラッ
ク。しかし人の良さからか、それを苦にせず
戦いに向かう所と、その強さから気楽に読め
る作品です。

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読書録「ここは俺にまかせて先に行けと言っ
てから10年がたったら伝説になっていた。3」
4

原作 えぞぎんぎつね
漫画 阿倍野ちゃこ
ネーム構成 天王寺きつね
キャラクター原案 DeeCHA

p112より引用
“ずっと…
お前にこの言葉を言いたかった
ここは俺たちに任せて先に行け!!”

 救世の魔導士を主人公とした、ファンタジー
ライトノベル漫画化作品。
 吸血鬼たちとの戦いの切り札となる神鶏・
ゲルベルガの保護のため、王宮に身を寄せた
ところ、王宮内で襲撃を受けてしまう。しか
し主人公・ラックは難無く返り討ちにし、敵
の手の内を逆手にとって…。

 上記の引用は、敵の親玉の所へラックを送
り出す場面での、勇者と戦士の台詞。
かつて二人を生きて帰らせたラックに借りを
返すための行動ですが、この作品の場合全然
悲壮感はありません。
 殆どが戦闘シーンで、話としてはあまり進
展が無い巻。主人公たち勇者パーティメンバー
の強さに、それも安心して読んでいられます。

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読書録「ここは俺にまかせて先に行けと言っ
てから10年がたったら伝説になっていた。4」
4

原作 えぞぎんぎつね
漫画 阿倍野ちゃこ
ネーム構成 天王寺きつね
キャラクター原案 DeeCHA

p164より引用
“なんか呪詛がかけられてるぞ この肉”

 救世の魔導士を主人公とした、ファンタジー
ライトノベル漫画化作品。
 吸血鬼ハイロードを、もう一息のところま
で追い込んだ主人公・ラックと獣人の戦士・
シア。しかしハイロードの奥の手により一転
窮地に追いやられ…。

 上記の引用は、街の裏の顔役の所へ乗り込
んで見つけた、悪事の証拠を手にした主人公・
ラックの台詞。
さすがファンタジー作品、お肉にまで呪いが
かけられるとは。これがどういうものなのか
は、今後の話の展開に絡んでくるところなの
かもしれません。
 一巻の紹介で、シュワちゃんの映画みたい
だと書きましたが、なんか水戸黄門とかの勧
善懲悪時代劇の味わいも感じる作品です。

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読書録「ここは俺にまかせて先に行けと言っ
てから10年がたったら伝説になっていた。5」
4

原作 えぞぎんぎつね
漫画 阿倍野ちゃこ
ネーム構成 天王寺きつね
キャラクター原案 DeeCHA

p130より引用
“ロックの奴は今まで大勢の人を助けてきた
ここに居る全員がロックに助けられたろ?
だから今回もきっと
マスタフォン家の人々を無事助け出す
それがロックって奴だ”

 救世の魔導士を主人公とした、ファンタジー
ライトノベル漫画化作品。
 勇者であり王であるエリックの紹介で、家
を手に入れた主人公ラック。その家には隠し
通路が地下にあり、しかもそれが王宮にまで
繋がっていることが判明した。何故にあって
このようになっているのか?エリックから聞か
された理由は…。

 上記の引用は、貴族家が巻き込まれた事件
に対して行動するロックについて語る、戦士・
ゴランの台詞。
命を預け合い、人生を助けられた相手だから
こその信頼からでる台詞ではないでしょうか。
 主人公たちの活躍を安心して楽しむシリー
ズ、もっとドキドキハラハラするような展開
を求める人だと、少し物足りない作品かもし
れません。

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