20140130近況飯エッセイ
朝食に卵かけごはんを食べる。
卵と醤油の香りが目覚めを助ける一品だった。
卵かけごはんを食べるのは久しぶり、前にいつ食べたのかはも
う思い出すことが出来ない。多分一年以内には食べているだろう
けれど、そんなに毎日の食事を覚えていられるほど記憶力が良
かったら、きっと人生は今と違っていただろう。良いか悪いかは
別として。
そんな久しぶりに食べた卵ご飯は、やっぱり美味しかった。久
しぶりだけれど、卵と醤油だけではなく、今日は味付け海苔をも
み砕いて味付けに変化を付けた。変化をつけたと言っても、味付
け海苔の味は、醤油と砂糖の味なので安心して食べることが出来
る。
何かで頂いた味付け海苔の大きなパックがあって、早く食べて
しまわないと湿気ってしまうということだったので、贅沢に五枚
入りのパックを三つ使うことにした。
細長いビニールのパックを封を開けずに、そのまましっかりと
中の海苔を細かく砕くようにモミモミする。あまり強引に揉もう
とすると、パックが破れて粉状の海苔が飛び散ってしまうので、
程よい力加減でモミモミする。
シッカリと砕けたら、袋の端を破って先に卵を溶いておいたワ
ンの中に入れる。3パックも入れたので、少し卵が少なく感じたが、
シッカリと混ぜるとよく馴染んでいい感じに出来上がった。
お次はご飯、少し大きめのお椀を使っているので、卵と混ぜな
がら食べてもこぼしにくい。卵の量と合わせて、いい具合の量を
測る。この調節がなかなか難しい。
卵かけごはんをする人は、ご飯を先によそっておいて、ご飯の
真ん中に溶いた卵を入れるか、卵の状態を気にしない人はそのま
まご飯の穴の中に卵を割り入れる、という人が多いのだろうか。
けらえいこ氏の「あたしんち」では、ご飯に卵をかけていた。
だけどわたしは、先に卵を溶いておいて、そのうえにご飯をよ
そって少しずつ混ぜながら食べる方法を取っている。これなら卵
の状態を確認したうえで、汚れるお椀が一つで済むので。汚れる
食器が少ないということは、洗うための労力も水も洗剤も少なく
て済むだろうし、ちょっぴり地球に優しいのではないかなと思っ
ている。
味付けに入れた砕き海苔だけれど、とても美味しかった。
味付け海苔だからそれ程磯の香りはしなかったけれど、醤油だけ
では出せない微妙な旨味があった。
今日はたまたま味付け海苔があったのでいれたけれど、のり佃
煮に変えてもきっと美味しいだろうと思う。
難点は色合いだろうか、とにかく黒い。ご飯と混ぜたら、とても
汚れた感が出てしまうので、見た目はいまいちとしか言えない。
この点だけが今後の課題だと思う。まあ美味しいから、自分で
食べるにはどうでもいいことだとも思う。
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