とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

いや〜今日はきつかった。

2017-03-23 23:18:25 | 会社での出来事
※本件は事実を基にしたフィクションであり、実在の人物とは一切の関係がありません。

いや~今日は大分きつかった。

と言うのも、上司にちょっと注意された。確かにちょっとだけ。しかしこれが心理的に地味にきつい。

通常は、上司に注意されるやら怒られるやらパワハラや純粋なハラスメントやらでジャンル分けして整理していくと、次のようになる。

・殴られる。
・座っている椅子を蹴られる。
・座っているところを肘置きにされる。
・とにかくあらん限りの悪意をもって罵倒する。
・部下をプロジェクトに投入し、親会社の労働時間ノルマが達成していないからと長時間残業を命じる。
・それでいて何も礼や評価がない。
・結果として残業時間は100時間を超えたが、100時間を超えた残業時間を申請すると労働の方で問題があるから100時間は超えないようにしてくれないかと言われる。
・地味に存在を否定される。

というもので、私は幸いにして殴られたことは無いが、それ以外は全て経験した。
最後のはまあ私なんかが生きてても・・・みたいなところはあるので仕方無いにしても、しかし上記のものは普通に考えてちょっと酷いんじゃないかと思うのですよ。

とまあ、上記にもいろいろ合って、本気で怒られていても、それは結果として私の為に言ってくれるケースについては関係は良いままだったし、そうでなくて単に人格攻撃やら単なる怒声の場合は、ほんの小さなことでもきついものがある。

本日体験したのは上記の二つの攻撃の内、不幸にして後者のものだった。

上長は1月より私の上で着任してきた。当初私は「この人は完全にいい人だ」と思っていたのだが、段々とアテが外れるようになる。
(逆に向こうは私の性格が悪いんだとだんだんと思ってきているのかもしれない。)
この人と私は完全に仕事のやり方が違うのである。というより、客観的に見れば、ぶっちゃけた話、私も上長も、両方とも仕事ができないタイプだ。
私は親会社の方とコミュニケーションをよく取っているのだが、その上長から確認しすぎ、もっと自分で考えた方がいいよ、と言う。確かに私にしてみればそれが反省点となって改善の余地がある。
しかし私からしてみれば、その上長は確認しなさ過ぎて、自分の考えだけで仕事を遂行するので本当に危ういのだ。

と、言うような人から先ほど注意らしき何かを貰った。

20:00前後、上長が私に対して半ば諦め気味な顔で「〇〇君と仕事をするのはちょっときついと思うよ」と言った。
いきなりの人格攻撃と存在否定が来て、そんな言葉が来るとは思ってなかった私は両手ぶらりノーガード戦法の私はストレートを打たれて、顔では冷静に笑顔を保ちつつも、「そう言う自分はどうなんだ」と言葉が出るのをぐっと抑えた。私の腹のなかでは瞬間湯沸かし器がもんどりうっていたが、これを外に出すと、皆が火傷して職場から廃棄されるのは分かっているので寸でのところでくい止めた。

それは人に聞きすぎ、と言うことですか? と聞くと、その通りで、もうちょっと自分で考えろ、と言うことだった。
まあ確かにその通りで、私は年齢の割には物事を主導する立場に無く、そして9年前のとある事件で、短期記憶、長期記憶能力と、考える力、類推する力、調整する力、二手先、三手先を予測する力を失った(会話する能力だけかろうじて残っているが、それもいつ消えるか分からない)。
そもそもそこら辺で壊れるのであれば、私に仕事の能力そのものが無かったのかもしれない。
世間的には100時間を超える長時間残業がどうにも普通らしいですから。
さて、そんな中私の情けない話であるが、それらをごまかしごまかし頭を下げながら仕事をして生きているので、この点についてはもうどうすることもできない。

話は戻る。
ここで自分で考えろと言った上長は着任三ヶ月で何か得たのだろうか。
半ば諦め気味な顔で「〇〇君と仕事をするのはちょっときついと思うよ」というのを、自分の本心として言ったのだろう。
それは私のやり方に対する否定であったし、それを改善することは困難ながらも、私はそれを受け容れるしかない。

ここから私の思考はいくつかの岐路に分かれていく。

一つは、それを言っている上長はどうなんだ? ということで、じゃあ仕事をバリバリしているのかというとどうも違う。
仕事に対して真面目であるのは確かなのだが、どうにもやり方がまずい。明らかに前の職場文化を引きずっていて、自分の考えだけでしずしずと進んでしまう。
それに量もこなせていない。自分から仕事を取って来る姿勢もない。積極性が無い。いや別に積極性が無いならないで、落ち着いた人なんですね、というだけなのであるが、それならば、周囲を否定できようはずもない。
あとお客様先の何かを、おおよそにおいて否定するのやめてほしい。ほら、もうすぐそこにお客様のプロパーがいるのにそういうのやめてほしいんですよ。
あと痰交じりの咳をするのにマスクをしていない。マスクしてきて欲しい。
何かとあってはため息をついたり、猛烈にタバコ臭い、親会社の人と話す時、例え相手が目上の人であっても貧乏ゆすりするなどは、その更に上の上長に報告した後に直った。
じゃあ全体の差配をする管理の人なの? と言うとこれも違って、基本的に単発の作業しかしない。親会社から仕事を依頼されて「これやりました、ご確認下さい」しか言わない。
それだったら発言権が無いはずなのにな~とは思う。

一つは、私個人の意見ではあるが、上長の言い方が非常にまずいと思う。
例えば商談において、「おい、お前、正直に言え! 」と言われるのと、「お互い腹を割って話し合いましょう」というのでは、同じベクトルに進んではいるが、着地する数直線の地点が全く異なる(ちなみに上記例は佐藤優「交渉術」からの、旧ソ高官ゲンナジー・ブルブリスの言葉だ)。
お客様先で、お客様のネットワークとPCでネットワークに繋がらない場合は「うーん、繋がらないね」だけでいいはずが「何だよこれー」は、私個人の意見としては大失点である。しかもお客様に聞かれている。非常にまずい。
これと同様で、半ば諦め気味な顔で「〇〇君と仕事をするのはちょっときついと思うよ」と私に言うのは、私個人にとっては本当にきつかった。
個人の否定ではなく、「こうした方がいいと思うよ」と言ってくれた方が、あっ、この人はいい人だし協力しようと思う気にもなるが、「〇〇君と仕事をするのはちょっときついと思うよ」というのは、物凄くよく出来た否定だ。これは秀逸である。

どの辺りが秀逸かと言うと、反撃しようにも世間一般的にあなたはきついですよ、と言うとどこにも反撃しようもない。
こういうのは、I言葉、YOU言葉と言って、
「私はこの状態に対してこう思います(I言葉)」というのと
「あなたはこの状態に対してこうですね(YOU言葉)」という言い方があるのだが、
マナー遵守とハラスメント回避の観点からYOU言葉は避けるべき、と言われる。

が、上記で出てきた「〇〇君と仕事をするのはちょっときついと思うよ」と言うのはまさしくこれはYOU言葉で、しかも言い手が聞き手を攻撃しているのを気付かせにくい、非常に陰湿な言葉の選択だ。
この陰湿さ、特に相手の理性を攻撃する言葉の選択を悪質な方向で恣意的に行うことにおいて、この文章はそのマイナス面において秀逸なのである。
完全に個人的な憶測ではあるが書いてしまう。この上長は大人しい人で、仕事をバリバリやるタイプではない。
恐らくこの上長は前の職場でそういう風に言われてしまったことがあるんだろう。それを正しいと思って私に言った可能性が高いように思われる。
(恐らくこういう言い方をし始めた人はEQはかなり低いんじゃないかな? 更に憶測を進めると、某○社のUさんのような気が・・・Uさんの下につく人は二人知っているが、一人はグロッキーになっていて、もう一人は潰れた)。
聞いている本人としては、いくら自分に瑕疵があったと自認するところで、これ聞くのは本当にきついんですよ。

まあ私もこういう手合いを経験したことがなくもなくて、私は小さい頃、「○○(私)は血液型がX型だからねー」と言われた。
だから先天的にそういうことができないんだと、世界の法則のように決め付けられた私の性格は、歪みに歪んで、マイナス思考になった。
これもYOU言葉だと思う。反撃しようにもそれができず、しかも対象の本人には地味に、それでいて確実に心理的ダメージを蓄積するからである。これがハラスメントでなくて一体何だろう? 

と私が上長に言われた以上に陰湿に書いたところで一旦区切る。



一つは、この上長が何か尊敬できるところを持っているのだろうか? ということで、技術は何がある? と言うと、具体的には出て来ない。
ハードに触ったことがあるかどうか→無い
光ファイバの接続をしたことがあるかどうか→無い
ネットラック設計→無い
サーバラック設計→無い
サーバ構築→無い
クラスタ構築→無い
AWS→無い
Linux/Unix作業→マニュアルあるなら少々(それ理解しているのか? )
ネットワーク調査→無い
ネットワーク機器設計/設計→無い
大規模ネットワーク設計→無い
顧客に利用ソフト提案→無い
プログラム→無い
コーディング規約→出て来ない
テスト計画→無い

いや私もね、全部できるとは言わんのですけれども、それでも・・・

HTMLファイルを作ったことがないというので、これからの業務に関わるかもしれないから、ほんの最初だけ「こういう風に作るんですよ」と教えていたのだが、もう今は教えていない。部下の私から何か教えられることを嫌がっているような気がしたからだ。
ということで、何をやって来たのかというのが本当に謎なのである(今までやって来た作業を教えて貰ったが殆ど実作業で、統括とか管理が無かった・・・)。

それくらい技術畑でないなら管理の方面や差配や統括について欲しいだが、やっているのはそうでない仕事であるという。。。
それであるならば、今ある仕事を粛々と進め、自分の立ち位置に応じて人に忠告を与えるべきなのではないかとも思ってしまう。

いや、私はそれでもこの人がいい人だとは、まだ心の奥底のどこかで思っていたりするのだが、もしいい人なら、きつい言い方、否定、そしてYOU言葉はやめてほしい。
もうそろそろ限界です。

いや~今日はきつかったなあ~! 忘れよう! 
そして本社に報告して、ついでに来月のアンケートでパワハラ申告しよう! それですっきりする。

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