読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

トーキョー・プリズン

2012-06-28 | 国内ミステリー
トーキョー・プリズン (角川文庫)
柳 広司
角川グループパブリッシング
『戦時中に消息を絶った知人の情報を得るため巣鴨プリズンを訪れた私立探偵のフェアフィールドは、調査の交換条件として、囚人・貴島悟の記憶を取り戻す任務を命じられる。捕虜虐殺の容疑で拘留されている貴島は、恐ろしいほど頭脳明晰な男だが、戦争中の記憶は完全に消失していた。フェアフィールドは貴島の相棒役を務めながら、プリズン内で発生した不可解な服毒死事件の謎を追ってゆく。戦争の暗部を抉る傑作長編ミステリー。 』


ミステリーとしてではなく、サスペンスとして読んだ。
そうか、『ジョーカーゲーム』の原点はここにあったのかと思う。
戦争のみならず民主主義の暗部についてもっと考えるべきだろう。
今のように減衰傾向のある時代は特に。



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