読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

法人類学者デイヴィッド・ハンター

2009-09-23 | 海外ミステリー
法人類学者デイヴィッド・ハンター (ヴィレッジブックス)
サイモン ・ベケット
ヴィレッジブックス

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『人は死後4分で肉体が腐敗しはじめる。そしてバクテリアや蝿のご馳走となり骨と化す。そうした死体を発見現場の状況も含めて検分し、身元や死に至った状況を推測するのが法人類学者と呼ばれる人たちだ。ハンターもそのひとり。3年前にイギリスの片田舎マナムにやってきて医師をしているが、実は世界各地で数々の事件を解決に導いてきたエキスパートだった。しかし、過去を捨て、静かに暮らすことを望んでやってきた村で腐乱死体の発見が相次ぎ、やむをえず捜査に協力することになる。専門知識を駆使した鋭い推理で、犯人像は絞られてゆくが…。イギリス発、新しい科学捜査ミステリー。 』


死体鑑定の専門家と言えば、コーンウェルの検屍官スカーペッタのシリーズが有名なのだと思う。
あれはあまりにも解剖学的な描写がグロテスクで、辟易して数冊で読むのをやめてしまったが、これは法昆虫学の描写が微に入り細に入り・・・
まあ、蛆の方がましか・・・

本書、ページ・ターナーではあるのだが、主人公デイヴィッド・ハンターの心の動きがどうにも理解できない。
彼の心の不安定さがストーリー自体と関係なく読者の不安感をあおる。
そのくせこの安直なハッピーエンドはなんだ??
ま、好きになれないってことだなぁ。

次回作はスコットランドが舞台だそうだが、翻訳されても読まないと思う。

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