『不慮の事故でP免になった戦闘機パイロット空井大祐29歳が転勤した先は防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室。待ち受けるのは、ミーハー室長の鷺坂(またの名を詐欺師鷺坂)をはじめ、尻を掻く紅一点のべらんめえ美人・柚木や、鷺坂ファンクラブ1号で「風紀委員by柚木」の槙博己、鷺坂ファンクラブ2号の気儘なオレ様・片山、ベテラン広報官で空井の指導役・比嘉など、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった……。有川浩、渾身のドラマティック長篇小説。 』
取材させてもらった現実を題材にしただけに、それほど荒唐無稽にもできず、また明らかにボリューム不足。
自衛隊のPRに有川浩を使い、一般書店作らせて売る…これを実現したホンモノの自衛隊の広報はすごいと思うが、有川浩としては将来なかったことになる著作になるのではないかな。