読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

フランチェスコの暗号

2005-01-11 | 海外ミステリー
フランチェスコの暗号〈上〉

新潮社

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フランチェスコの暗号〈下〉

新潮社

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『1497年、ローマ郊外の教会に二人の使者が送られた。彼らはさる貴人からの手紙を携えていたが、禁を破って盗み読んだことが貴人の逆鱗にふれて処刑された。そして1999年のプリンストン大学。4年生のポールはルネッサンス時代の古書を主題に卒論を書いている。彼はその謎に満ちた書物の著者こそ、500年前の貴人だと信じていた-時空を超えた驚愕の暗号解読ミステリー!』

『先輩の大学院生の不審な死にもめげず、古書「ヒュプロトマキア・ポリフェリ」の秘密を解く糸口を掴んだポールは研究に没頭する。しかし最後の暗号を解読したとおもいきや、彼の周辺でまたもや悲惨な事故や殺人事件が起こる。果たしてこれは500年前から続くローマ貴人の怨念か? この古書には解読を阻む呪いがかけられているのか? 全米を揺るがした瞠目の新鋭による第一作!』

ネルソン・デミル(Who?アメリカの書評家?)によると「フィッツジェラルドとウンベルト・エーコとダン・ブラウンの共作はこうなる!」(本の帯より)そうだけど、たぶんそんな感じ。(『薔薇の名前』を読んだことないので)

面白かった! 特にフィッツジェラルド的要素が・・・
映画化されるそうだけど、たぶんこれを主題に持ってくるんだろうなぁ
古書「ヒュプロトマキア・ポリフェリ」はダ・ヴィンチに比べてあまりに無名(笑)の存在で、インパクトに欠けるよねぇ
そこは作者もわかってると見えて、次作はもう少し知られてるものを題材にするらしい

古書「ヒュプロトマキア・ポリフェリ」の英訳が出たらしい
興味のある方はどうぞ

Hypnerotomachia Poliphili: The Strife of Love in a Dream

Thames & Hudson

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