ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

国鉄・宮之城線の今  番外編07

2009年12月24日 23時04分38秒 | Weblog
 12/3に№069として、国鉄時代のカレンダーの写真の現場はどこかと言っていましたが、日曜日に再取材を含めて回った時に、予想していた場所との照合をしてみました。

 結果はばっちり、予想通りでした。

 見比べてみてください。

 若干、土地が削られたりしたのではないかと思われるのですが、ここに間違いはないでしょう。


 さて、カメラを持ってうろうろしていると、怪しい人物だと思われたのかもしれませんね。
 なぜか私をマークするように同じパトカーが何度も何度も私の近くを行ったり来たりしていました。率直に職務質問でもしてくれたら写真を見せるのに、気持ちの悪い行為です。

 ところが、この場所でこの写真を撮ろうとしていた時に、通りかかったのが同じ職場の女性。私に気づいて停車しました。
 ちなみに、その車の後ろにはパトカーがいましたが。

 そこで、職場ではしないようなこの企画の話をいろいろとすることでした。

 彼女は私が石仏を撮影していると思ったようですが、カレンダーを見せると、ここに鉄道があったんだとびっくりしていました。
 
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国鉄・宮之城線の今  119

2009年12月24日 22時41分30秒 | Weblog
 鉄橋にこだわってしまいましたが、樋脇川をわたると、線路は登りの傾斜を走り続けていくことになります。

 写真の左側が、「枯れ草の山」だったところで、そのいったん下って再び盛り上がっていますが、ここは削り取られてしまったようです。
 
 線路は写真中央の盛り土の上を通り、右側のガードレールの方へ伸びていきました。

 ここからは、しばし山の中を走っていくことになります。
 眺望の恵まれない区間です。

 
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国鉄・宮之城線の今  118

2009年12月24日 22時28分39秒 | Weblog
 橋台にどうしてもこだわった私は、どこかに埋もれているはずだと考え、ちょっと下へおりてみることにしました。
 
 上樋脇駅側のように、境界標のようなものがあるかもしれないと期待をしました。

 回り道をして、木の幹や枝につかまりつかまりしながら、急斜面をおります。

 やっと線路のラインまでたどり着くと、分厚く苔むしたコンクリートの塊を発見!
 (橋台を見つけたぞ!)と思ったのですが、よくよく考えると、対岸との高さの差が大きすぎます。写真の物は川の水面から2~3mといったところです。上樋脇駅側は10mほどはゆうにあります。
 幅が問題だと考えて、このコンクリートがどこまで続くか確かめてみると、4m、5m、6m・・・続いています。
 なんのことはない、ただの護岸だったようです。

 がっくり・・・

 現役時代の橋の写真でもあればずいぶんと違ったのでしょうが、こんなことはよくよくあるものです。

 
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国鉄・宮之城線の今  117

2009年12月24日 22時25分58秒 | Weblog
 116で述べた「枯れ草の山」の上から上樋脇駅側を振り返ってみました。
 竹藪の真ん中あたりがあいて、向こうの空が透けてみえます。
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国鉄・宮之城線の今  116

2009年12月24日 22時18分16秒 | Weblog
 鉄橋がかかっていた様子を別角度から見てみます。
 115よりも入来側に寄ると、樋脇川は見えなくなりました。

 鉄橋は、写真中央の竹藪のど真ん中辺りから左側の枯れ草の山のような所にかかっていました。

 枯れ草の山のようなものは、夏から秋にかけて葛が生い茂っていました。中には何があるんだろうと期待を持たせてくれます。
 もしかすると、橋台があるかも・・・と思ってしまいます。

 つい先日、葛も枯れていたので、足を踏み入れてみたところ、石まじりの土だけでした。コンクリートの塊は埋まっているのか、撤去されているのか、それとももともとなかったのか、見つけられませんでした。
 
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国鉄・宮之城線の今  115

2009年12月24日 22時11分37秒 | Weblog
 さて、急な斜面をよじ登って車に戻ると、再び上樋脇駅のプラットホームの前を通って、「行き止まり」から出ました。
 いよいよ、対岸へ渡ります。

 写真は対岸の車道から撮影しましたが、ここには大きな鉄橋がかかっていたとのことです。
 場所は右岸の樹木の枝が川に張りだしているところから、左岸の竹藪の上をかすめるようにしてかかっていたようです。

 上樋脇駅を出発して次の入来駅へ向かう列車はスタートしたばかりでスピードもそう上がっていない時にこの橋を渡ることになったと思いますが、乗客たちはきっと樋脇川のゆったりとした流れを見下ろしていたことでしょう。
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国鉄・宮之城線の今  114

2009年12月24日 22時04分17秒 | Weblog
 なだらかな道も急に厳しくなり、最後はロープまで垂らしてありました。

 ・・・なんでこんな所に?

 釣り人のため?

 のんびりとしていて、気持ちがいい場所ですね。

 樋脇川はけっこう深い所を流れていることが分かります。対岸の住宅は見上げるような感じです。

  
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国鉄・宮之城線の今  113

2009年12月24日 21時41分05秒 | Weblog
 橋台の周囲は川に向かって落ち込んでいましたが、南側は人が通ったような跡がついていました。
 そこを進んでいくと、孟宗竹にまぎれて急斜面に境界標がありました。

 びっくりしました。

 こんなところにまで立てて、アピールしなくても・・・と思ったのは、私だけではないと思うのですが、実は、境界標は、本当にこんな所にまでという場所に立てられているものが意外とあるんですね。
 それは追って紹介します。
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吸い込まれるようなイルミネーションに・・・

2009年12月24日 00時40分33秒 | Weblog
 妻が見たいというので、出かけることにしました。

 この季節、恒例のイルミネーションです。

 例年ならば、伊集院の某氏のご自宅をとなるのですが、今回はさつま町中津川にあるとのことです。
 自宅発・鹿児島市で買い物・さつま町・鹿児島市内へ帰宅と、とんでもないルートです。

 見てみたら・・・・・

 こんなに感動したのは初めてでした。
 たくさんの電球を取り付けたり、動きをつけたり、工夫はあるのですが、ここはそれをはるかにしのぐ工夫でした。

 イルミネーションは、田んぼの中にあるのですが、稲刈りの終わったこの時期に、田に水をはり、その水が鏡となって、イルミネーションが上下の2倍サービスになっているのです。
 しかも、見る人が近づけば、センサーが反応して音楽がなり出しますし、回転したり・・・
 
 とにかく見てください。
 流行のイルミネーション・ハウスに比べて電球の数では絶対に負けます。しかし、暗い田舎ならではの知恵を生かした、この工夫。
 そこに感動したし、本当に吸い込まれそうな感覚になってしまいました。

 中津川のみなさん、心から感謝です。
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国鉄・宮之城線の今  番外編06 (戸田川鉄橋が! ②)

2009年12月24日 00時11分48秒 | Weblog
 戸田川鉄橋の存廃は別として、入り込んだ時に意外な物を発見しました。

 丙号距離標です。
 100m単位に設置されていたものです。

 似たものに甲号距離標(キロポスト)があり、こちらは1㎞おきに設置されています。
 これまでは、薩摩山崎・船木駅間の25㎞ポストが有名でしたが、これだけしかないという物でもありました。
 宮之城・佐志間にも「らしい」物があるのですが、すっかりペイントがはがれ、それがキロポストなのかどうかすら怪しくなっています。

 今回、発見した丙号距離標の保存状態はいい物です。

 若干、こけむしているものの、これは拭き取れば済む話です。

 しかし、戸田川鉄橋の今後の行く末がどうなるかで、この距離標の存在も怪しくなります。
 とても心配です。
 
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