ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

魚を獲る血筋

2016-09-20 22:14:59 | 釣り
3歳の時に留萌に移住しましたが、生まれ故郷の富山には、数回訪れております。1歳にもならない兄のお骨は、今でも、石動のお寺の共同墓地に眠っております。釣り好きな母方の祖父には、3歳に初めて釣り具一式を持たせて貰い、磯船の中で、独りで眠ってしまい、大勢の新湊の漁師さんに探して貰ったのは、幼くて覚えておりません。

放浪癖の祖父が留萌に遊びに来たときに脳卒中を発症し、骨は、札幌に運び、滝野の墓に私の両親と一緒に合葬しております。富山出身者は、一家の内、ひとりを富山に残し、そのほかの兄弟や子供たちは、山を越えたのです。

先発した血縁者で成功したものに招ばれて親戚縁者が、山を越えるものが多かったのです。うちの一家も、留萌で鰊漁で羽振りの良かった親戚のひとりに呼ばれて石動の魚屋をやめて山を越えたのです。今週から来週にかけて、代休も生かして山:立山を越えてきます。ネットで気に入った写真です。立山連峰。



北海道への本州からの移住者の中で、多いのは、東北と北陸出身者ですが、富山出身者は、中でも、結束の強い方のようです。富山湾に面した漁師たちは、北海道のニシン場に即戦力となったのでした。子孫は、魚を獲るという血筋なのかもしれません。

釣りで流した汗は、財産

2016-09-19 15:48:27 | 釣り
積丹の釣りについて、反省します。17日の夜、余市の河口漁港でNさんと合流してびっくり、釣りバスではなく、Nさんも車で釣りに来ていたのでした。いつも淡水釣りに乗ってくる赤い車です。先発して、近間の様子を見て来たのでした。釣り突堤にうねりがアタリ、風もまとも、更に雨が強くなってきました。朝まで、釣り突堤に上がるのは、無理なようです。

更に、愕然としたのは、釣り突堤に至る経路の両方の漁港の中が、しゅんせつ工事が行われて、10月中旬まで突堤までは通行禁止になっておりました。同様に、時化の場合には、突堤から、海ではなく、岸に向かって投げるマリーナや漁港内も釣りができない状態になっていました。余市の釣具店に電話して、余市港内の事情を伺っておくべきで、うかつでした。いろんな方と電話で話しましたが、釣りの話ばかりでした。聞き方にも、検討の余地があります。

河口漁港内の状態を帰りに再確認すると、通行禁止、進入禁止、の部分で港内に竿を投げて釣っている方もおりました。アカハラなら、大きくて広い港内に出ている川周りがいいよ、例えば水産試験場近くの川も、候補にと、伺っておりましたので、探しあてました。雨の降る時には不向きの場所です。濁りもきつく、幅狭く、急流となっていました。両岸は、背の高い雑草や笹薮でしたので、あきらめました。漁協傍の突堤の広い場所で、しかもガードレールがあり、安全な場所で、しばらく竿を出しましたが、がや、ソイの子、ヒトデ、フグ、遠くはない距離にボンデンも見え、私は、ギブアッフしました。ここは、季節になると、イカ釣りの場所とか、Nさんは、もう少しやってみるというので、私は、余市港内に適当な場所を探し続けました。どこも、釣れてはいませんでした。写真下は、入漁した古平漁港の製氷施設の屋根の傍の岸壁



古平の昨日の岸壁に着いたのは、午前2時。4時間近く余市探訪をしていたことになります。古平で雨を凌げる場所を見つけてホットしました。サバやアジのサビキ釣りの場所のようです。私は、根がかりの連続で、新作のアカハラ仕掛けやカレイ仕掛けをすべて消耗しました。この釣りで流した汗は財産です。記念大会に誘ったHさんが準優勝されたのはアッパレでした。アカハラ大物が美国のネコにさらわれなかったなら、優勝できたでしょう。古平もネコが沢山おりました。私が、帰る支度をするまで車の下で眠っていたクックにそっくりな黒猫も元気に冬を越して呉れるといいですね。

医釣会50周年記念ファミリー大会

2016-09-18 17:05:30 | 釣り
17日から18日にかけて、医釣会の50周年記念大会が、31名の参加を得て積丹一円を舞台に繰り広げられ、家族や同じ職場の友人が、釣りバスや自家用車に乗って参加しました。

バスは、午後6時半に札幌を出発、自家用車組は、交代するか、仮眠するかで、事故を起こさないように、気を付けました。記念大会の例会長は、積丹の主のような鈴木さん。例会長を支えたのは、積丹通の天崎先生と栃真賀さん。

私の初めに入った余市は、風がまともで、盛んに雨が降っているのに、他の釣り場は晴れているというように、積丹半島の表、裏、では、風も違うように、条件が異なっておりましたけれど、みな酷い夏枯れで、子供さん達には気の毒な目に合わせてしまいました。しかし、ファミリーやゲストに厚く賞品を揃えた会長、例会長と幹事には感謝です。写真下は、会員の部の入賞者。優勝したのが、半年ほどこの日の為に調整し、当日も、何度も参加者の消息を確認するなど一生懸命に務めたのを釣りの神様が見ていたのでしょう。例会長の鈴木さん(積丹入舸に入漁)。ありがとう、楽しかったよ。左、準優勝は、岸壁釣りの王者と言われる国際ジャンプ審査員でもある太田さん(美国)。右は、3位のササデン笹島さん(美国)。4位は、氏家会長、5位は、大内さん、6位は天崎先生。7位は、栃真賀さん、8位は小山さん、9位は私。





ゲスト、ファミリーの部。優勝は、上の写真、左に座っている高橋なおきさん(入舸)。準優勝は、私と同じ職場の伊熊華子さん(写真右、美国)、入賞ならなかったご主人は、表彰式後リベンジに引き返しました。3位は、柳生家を代表して圭太君(中央、美国)。4位は、柳生悠太君、5位は、菅井えりさん、6位は、長谷川あきらさん、7位は、斉藤なるきさん。写真下は、私は、4時間雨にあたった後、雨が降らなかった古平の岸壁に移りました。吉本さんと友人の車が、写真の奥に見えます。




敬老の日の釣り

2016-09-17 13:38:58 | 釣り
朝早くに、システム洗面台の蛍光灯の電気工事にネットから派遣された技師がやって来ました。大型電器店は、電気工事には、拘わらないと引きましたので、次の段階になったのです。

単純に蛍光灯だけで済まない時代になっているんですね、作業にやってきた技師さんのツールボックスが気にいって、写真を撮りました。このような仕組みの作業ボックスを探し出して釣り用にアレンジしてみる為のものです。何処かにあるでしょう。



誰に電話しても、釣ったことはない、そんなところで、今?とのつれない話ばかりでしたので、この辺の漁況や事情に詳しい方、二人に伺いました。セイントSさん、美国の防波堤での釣りやモイケシでの釣りをご一緒したことがあります。小樽近辺の事情に通じております。余市港の地理のあらましや、その場所では、何処が良いか、朝になったなら、イカゴロやコマセは、ジャミがうるさくなるからやめた方が良いなどのコメントを伺いました。



若いころ、春のカレイの投げ釣り、秋のソイ釣りに通った余市の外防波堤は、今回は禁止です。積丹にしょっちゅう繰り出していて、この記念大会を仕切っている例会長のスーさんには、禁止区域の確認を中心に伺いました。もう、準備OKというところに、町内会長さんが、敬老の日の記念品を持参されました。仏壇に報告し、釣りの無事故を祈りました。長年愛用している携帯目覚ましをかけて、昼寝します。

Mサイズ確保、泥縄で仕掛け造り

2016-09-16 23:12:01 | 釣り
今日は、近くの釣具店FでイカゴロのMサイズ確保しました。エサの卸から取り寄せることができたとのことですが、明日はM会が、留萌海岸での大会ということです。これからは、イカゴロは、乏しくなるのでしょうね。

ありあわせのゴロだけでも、勝負をしましょう。雨模様ですので、竿もリールも使い慣れたものにしました。カミさんの観るテレビに付き合いながら、仕掛けを吟味し、針結びもいらいらとなる気持ちを落ち着かせる為にしていました。Nさんに繕って貰った竿袋(写真下)に竿の他に、立ち込み用の竿立てや傘、タモの柄も入れました。リュックには、合羽を2着入れました。



今日は、忙しい日なのに、大型電器店で、蛍光灯の管を購入したのは良いが、点かないで、店員さんが家まで来てもらいました、結局本体側にあるのでは、と明日の朝には、電器やさんがやってきます。それから、慌てて昼飯を食べ、銭函まで虫エサを買いに走りました、慎重に。

帰宅して、歯を磨いて、夫婦そろって、歯科医に定期検診の予約時間に訪問です。釣りの準備がまだなのに東西南北と走りました。観なけりゃ良かった田中の投球、朝は、スタミナがなさそうで心配してましたが、抑えが蛍光灯を買って帰ってみた昼には、劇的な逆転ホームランを打たれてしまいました。ジンクスは生きてますね。

イカゴロが・・・

2016-09-15 21:36:39 | 釣り
先日、銭函のHさんから、イカゴロはないよ。とすげなく断られました。今日、帰宅途中で苗穂のOに顔を出したところ、イカゴロは、Sサイズしか見あたりませんでした。

巷からイカゴロが減った理由の背景は、何か、と聞きますと、エサの卸の筋がイカゴロからソーダカツオにシフトしているとのことでした。スルメイカの大きいのが獲れなくなったと言われた数年前からの理由だけではありませんでした。

道内の日本海沿岸や太平洋沿岸、それにオホーツク沿岸のサケ釣り場に行かれると分かりますが、投げ竿が乱立しております。大量の季節釣り人のターゲットが、サケ釣りに動いているために、サケの投げ釣りのエサに繁用されるカツオが売れ筋になったせいでもありました。

エサの卸商がイカゴロの収穫が少なくなったせいもあり、ゴロよりもカツオに向いたのは、わからないでもありません。Sサイズでも、臭いで集めるつもりで買ってきました。節約しながら使う時代になったのでしょう。エサにイカゴロを使わないでアカハラを釣る算段も始めなければなりません。長くアカハラを釣る為の賢い手立てを考えて行かねばなりませんね。

アカハラをリスペクトする

2016-09-14 16:33:07 | 釣り
北海道釣魚連盟の審査対象魚で今は、身長賞の対象にもなったアカハラやウグイは、釣ろうと思うと、なかなか釣れてきません。かといって、放置しておいたらついていたというのは、最近は、あまりありません。茨戸のフナ釣りで釣れてくるウグイは、1.5から3号の磯竿に、向こう合わせでついてきます。

アカハラ釣りは、私には、非常に忙しい釣りです。今週末の戦略ですが、港内ではあまり釣れないだろうと言われておりますので、記念大会でもあり、私は、3本の竿を出します。両天秤にアカハラ用のイカゴロを付けて、竿なりに投げます。2本の竿を投げ終わりましたなら、残った1本の竿の仕掛けに、イカゴロを付け始めます。

故人のアカハラ名人の和八さんに倣い、適当な時間間隔をとって、最初に投げた竿を巻き上げます。魚が付いていようがいまいが、挙げた竿は、放置して、3本目のイカゴロをしっかりつけた竿を、前に投げた竿とお祭りをしないであろう空間に、適当に投げ入れます。その後、挙げた竿の魚を外すなり、食いかすを外す処置をして、新しいゴロをつけます。

厚別川での子供釣り大会にボランテイアで救護班を医釣会の氏家会長と数年勤めました。この際に、故河井名人から頂いたアカハラ仕掛けは、まだ健在です。これを笛舞や留萌海岸などの砂場で使っております。私は、留萌出身で、うぐいや川ガレイに指導されながら、釣りを楽しんできました。アカハラなんて・・・と卑下する釣り人が多い中、和八さんも河井さんも、アカハラとアカハラ釣りををリスペクトしておりました。イカゴロと生イソメ、白貝を少し購入してきます。洋食用ナイフで身を外し、汁と一緒にタッパーに容れて冷凍しておきます。明けてから、役立つこともあります。余市は、白貝の産地です。




二度手間を惜しまない

2016-09-13 21:30:00 | 釣り
今日は、何時間PCに向かっていたのか、久しぶりに長くなっていました。クリニックでは、宿題にしていたデーターの入力。同じ内容を保険をかけてコピーを取る為に、数値化していたのが、不規則に羅列したために、半日位、日常の勤務の合間に、二度手間ともなる仕事をしておりました。

ほとんどが、カルタ取りのように、数字を探す仕事でした。しかし、こういうことは、やってみないと、改善策とか、賢いやり方が見えてこないものです。私の釣りでの手法などは、非常に似ております。いつも、釣れても釣れなくても、研究的に、考えております。

私は、幼少時より、考えるとすぐに身体を動かすというのが、習性のようになっております。この習性は、留学先のボスと似ていました。ボスは、歩きながら考え、考えたさきから、オーダーが入ってきました。その都度、色んな研究室に無茶振りに訪れて、試験をさせて貰っていました。

自分の専門外の研究者と仲良くなりましたが、このやり方は、帰国後に移った大学で役立ちました。紙の上で企画したことは、結果がついて来るものではない、というのは、毎度のことでした。釣りで散々、味わっております。家に帰って、プリンターの設定がトリッキーで、言うことをきいて呉れないのですが、Kさんに言われたように、目が疲れて、頭も疲れている時は、何もしないのがいいでしょう。何処の夕焼け?朝焼け?


天気が好いのを祈っております。

2016-09-12 13:25:52 | 釣り
強い日差しですが、いつまでも続かないでしょう。空を見る力も落ちてきました。最近の空は、突然、にわか雨が降ってきたりで、汗をかいたタオルケットや夏かけなどを、ベランダに干していますが、落ち着きません。昼寝できませんね。

孫たちは、毎度のことで、忘れ物を取りに戻るなどしていましたが、静かになりました。嫁さんも早朝から「起きなさい、何忘れたの」の連発です。

カミさんも、小樽で仕入れてきた海産物をクール冷凍宅急便にして送ってからリハビリに出かけました。昼からは、町内会の女子会とか、クックは寝だめしてますので、静かです。

落ち着いた環境で、Tさんが心配していた、高校の同期会の収支決算を確認し終えました。マイペースで作業は順調に進みます。次の幹事会の資料造りです。今週末は、いよいよ、シャコタンですよ。ご一緒するNさんは、釣りバスで先発です。釣れても釣れなくても良いから、天気が好いのを祈っております。ネットで見つけた余市の夕日。願いを込めて


秋の釣りに向かっている?

2016-09-11 22:50:23 | 釣り
淡水の釣りシーズンが終わって間もない端境期。気温の方は、朝晩、急に寒くなっていますが、また、来週から、暖かくなるかもです。魚が秋物に変遷しているのかを探る意味もありました。地物の白貝は出ていませんでした。余市の白貝は札幌にあるかもですね。

イクラの醤油漬けだけでは、隙間だらけなので、嵩張る海産物を探しに天気の落ち着いてきた小樽に車を走らせたのでした。帰りには、朝里の温泉銭湯に入りました。ここでは、小樽への釣りの帰りには、多くの知人と会いました。半数は、故人となってしまいましたが。帰りの高速でにわか雨に逢っていました。逢いに来たのかもですね。

留萌や増毛では、目に入らなかった干物たちは、小樽の市場には並んでいました。根釧方面からのホッケや塩ウニも並んでいました。気候の差なのかもしれません。

小樽のシャコも見ました、最近ハマっている八角も。宗八の干したのは、色んな形が並んでいました。冷凍してある宗八の干物の塊をクーラーの氷代わりに入れてのんびり、お湯に浸かっていました。