始まりに向かって

ホピ・インディアンの思想を中心に、宗教・心理・超心理・民俗・精神世界あれこれ探索しています。ご訪問ありがとうございます。

人は蝶のように、いのししのように、生きるべきなのではないか?と考える。

2018-07-03 | メディテーション



理性というものは、ほんとうは犯罪的なのではないかと思う。

いわく政治。

いわく経済。

いわく倫理。


たぶんそれらは皆、違う。

隣にいる人が、最高の人なのだ。

たとえそれが殺人犯でも狂人でも売春婦でもだ。


ソクラテスがくしゃみをしているかもしれないが、人類は道を間違えた。

人類も蝶のように、いのししのように生きるべきなのだ。


理性というのはおそらく犯罪的だ。

犯罪と呼ばれているものよりも犯罪的なのだ。


こどもが幼稚園の時、二人ずつ並んで手をつないでいた。

先生は「ペアさん」、と呼んでいた。

それは偶然の組み合わせなのだけれど、なにか神秘的だった。

ペアさんがどこかに行ってしまうと、先生はすぐに気が付いて、「どこにいるのかなあ?」
とみんなで探した。そういう、

そういう、共同体としての、一人一人が感じる"みんな”、というものが、ほんとうにほんとうに大切なのだと思う。



上の写真は、イスラム教徒のお守り。

悪意のある「邪視」から身を防ぐという。

ムハンマドの娘・ファティマの手をかたどったものといわれ、「ファティマの手」と呼ばれる。

イスラエルからの直送品。


わたしはまだ、入院中で、今日は久しぶりに自宅に数時間いる許可をもらいました。

有難いことに、ログイン状態が続いていた。

まる1月ぶりになってしまったけれど、なんとか、記事の更新をさせていただきます。

言葉が足りなくて、誤解をうみそうだけれど、わたしがいつも思い、考えていること自体です。

中沢新一なんかがいつもいっていることと近い。

今月末までには退院します。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


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2 コメント

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おかえりなさい。 (ちゃぁりぃ)
2018-09-21 14:06:28
入院のお話を読んで心配しておりましたが、気付いたらブログが更新されておりました。おめでとうございます。
さて
>隣にいる人が、最高の人なのだ。
>たとえそれが殺人犯でも狂人でも売春婦でもだ。

とても共感いたします。
規範やら社会的な尺度に縛られなくて良いのだろうと思っています。

※以前、愚直にも本名にてコメントしてしまいました(笑
これからは皆さんに倣ってニックネームを使わせていただきます。
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コメントありがとうございます。 (veera)
2018-12-18 09:29:02
ちゃぁりぃ様

コメントのお返事が大変おそくなりまして、もうしわけありません。

退院はしましたが、まだ本調子ではなく、ごめいわくをおかけしています。

社会的な尺度での、ものの考え方は、私たちを守るものでもあるけれど、もっと深い、原始的、本能的な人間と自然のつながりかたもあるのではないかとおもわれてなりません。

人間と人間、人間と自然には、もっとつよい愛、つよい連帯が、あるのではないかと思われてなりません。
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