始まりに向かって

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異次元は我々の身体内にある・・グラハム・ハンコック・ダイジェスト(7)

2014-12-23 | その他先史文明


               *****


             (引用ここから)


○ハンコック

大切なのは、変性意識状態で得た経験は、まったく普遍的であるという事実です。

現代の私たちもまた、それらの経験をなぞることができるということです。


古代エジプトの神々であるオヌの頭をしたアヌビス。

ライオンの頭をしたセクメト。

トキの頭をしたトトなどは、エジプトの制度によると恐らく人間性を教えた知恵の神でした。



変性意識状態にあったエジプトの聖職者が遭遇した存在を、私たちまた同じものとして見ることが出来るのです。

これらの存在は異次元世界、別の現実から来たのです。

これは世界中の真実であり、わたしが「古代の教師」という表現を使うのはそのためです。

この、古代の教育制度を使える用意をしたからです。


わたし達が変性意識状態になったその瞬間、生命全体の方向が変わりました。

信じられないほど、肯定的な方向に変わりました。


人間世界が今、否定的な方向に向かっているのは、偶然の出来事ではありません。

なぜなら私たちは精神世界との関係を否定し、それを断とうとしているからです。

わたしに言わせれば、それは私たちが代価を払うことになる自殺的行為、愚行です。


○エハン・デラヴィ

おそらく人類が存在するよりずっと前に、「古代の教師」は存在していました。

私たちは彼らとの〝協議会″を無視した。

しかしたとえ失われてしまったとしても、どこかにつながりがあったのです。


「古代の教師」はどこにいるのか?

驚くべき古代の知的存在は、どこにいるのか?

どこに住んでいるのか?

異次元はどこにあるのか?

その答えは、私たちの中、身体内にいる。

一番予想しなかった場所かもしれません。


○ハンコック

超自然的存在、その第1はシャーマンが変性意識状態で遭遇する霊です。


2つ目は妖精やエルフと呼ばれる超自然的な存在で、1000年前のヨーロッパで非常に目立ちます。

オーストラリアのアボリジニの伝承でも、全く同じものが見られます。

日本にもあります。

世界中にあります

これらのものが、人々に見え始めました。


3つ目は、この経験を肉体化した最新のもので、いわゆる〝異星人にUFOでさらわれる″経験です。


実際にわたしはこれらの存在の特質や、それが人間に対して行うことを逐一比較しました。

過去35000年間にわたって、私たちは同じ存在を相手にしているのだということを確信しています。

遭遇した時代の文化によって名前が変わり、イメージが少し変わるだけです。

すべての実例の共通の事実は、変性意識状態です。


○エハン・デラヴィ

今アメリカで、ある説が広がりつつあります。

レティクル座ゼータ星から来た異星人が存在している、宇宙船で飛来してくるというのです。

その星はグレイ(背が低く頭の大きなエイリアン)の本拠地だとされている星です。

このエイリアンは、私たちよりずっと進化しています。

強引に女性の子宮を奪いにくる、というのです。

とてもそれが高度文明の知的生命体であろうとは思えません。


○ハンコック

異星人による誘拐現象を、〝肉体をもつエイリアンがUFOに乗って宇宙の果てから来る″、と説明するのはまったく意味をなしません。

エイリアンが推し進めているプロジェクトではありません。


たしかに異次元の知的存在は、35000年前から、絶えず私たちと交流しています。

肉体をもったエイリアンの存在を認めないわけではありません。

宇宙には生命が満ちていると確信しています。

しかしそれが異星人による誘拐現象に対する答えだとは思えません。


現代の私達は、たまたま宇宙旅行を発明した世代に生きている、というだけのことだと思うのですよ。

飛行物体に乗ったこれらの奇妙な外見をした存在を、エイリアンであると思い込むのです。

ある意味ではそうです。

〝私達ではない″、という意味では、彼らはエイリアンです。


35000年前にも同じ経験がありました。

私達はこれに取り組む必要があります。



○デラヴィ

あなたは、本当はもっと昔、生命が始まったその時から、生物の中にあったと考えていますね?


○ハンコック

ええ、この惑星に初めて生命が登場して以来、この惑星の生物全部にあったのではないかと推測しています。

はるか昔、10億年以上も昔、目も脳もない1つの細胞にすら、この能力があったのです。

それはDNAに記号化され、子孫に伝わった、と考えています。

変性意識状態で遭遇するヘビというのは、ひょっとしたら、自分のDNAそのものを映し出したものかもしれないと思っているのです。

ヘビは古くから神の化身ともされてきましたが、あれはきっと「二重らせん構造」のDNAそのものだと。。


            (引用ここまで・終)


              *****


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