今から40年以上前、日本テレビで、花登筺が原作の
『細うで繁盛記』という連続ドラマが放送された
ある旅館を舞台にした女性主人公の商魂ものだ
そのドラマの冒頭に、ドラマのテーマであるナレーションが流れた
それは「銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血が
にじんだように赤く、その香りは汗の匂いがする」
商売の本質をついた、テーマだ
そのドラマを、民主党代表選の記者会見を
見ていて、唐突に思い出した
そして、表題の言葉が浮かんできたのだ
「権力の華は醜い そして、その香りは腐ったゼニの臭いがする」
そして、その華に、糞をまとったアブが群がるのである…