「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

麻痺

2011年08月24日 13時30分41秒 | Weblog
 
島田紳助氏の引退報道を見ていると
テレビに出ている司会者、芸能評論家
そして芸能人らの“善悪感覚の麻痺”
を痛烈に感じる

CXの朝の司会者・小倉智昭氏などは
「闇の社会の人が知らないところで
自らの問題を解決してくれることって
皆さん(視聴者)の間でも、全く無い
とは言えない」と、まるでヤクザが
社会のために必要で有難い存在とでも
受け取れるような暴言を吐いたり
「あの程度で引退の必要はない」等
島田氏をかばう気持ちは判るが
善悪を無視した論調が多い

例えば、人を介してメールしただけ
だから、付き合いとは言えないとい
う言い分だが、政治家がある人を介
して、北朝鮮の幹部に「お礼のメール」
を送ったり、その幹部から人を介して
「激励」されたら、これは完全にアウト
真っ黒な交友関係と言われるだろう
ましてや、以前、その幹部に自分のト
ラブルを解決して貰っていたとしたら
“完全に親密”な関係以外にない
日本の政治家の資格はない

芸能人と暴力団の関係も同じ事が言える
それを擁護するのは、“同じ穴のムジナ”
と言われても仕方が無い


水の入ったコップに、たった一滴でも
猛毒を垂らせば、その水は飲めないの
だ。一滴ぐらい良いだろうという論理
は成り立たない。特に、暴力団や反社
会的組織との接触という善悪の問題は
完璧に“清潔”でなければ、「表の顔」
として社会に出てはいけないのだ

その点、今回の島田氏の引退は当然で
潔い。今後は、社会人として頑張って
貰いたい
反面、“一滴ぐらい派”の小倉氏を始め
とするマスコミ人は、第二の島田氏に
なる可能性を秘めているし、実際に
現在進行形の人もいるかも知れない

善悪に麻痺した人々が、悪を増長させ
社会を汚すということを、肝に銘じる
べきだ。猛毒は、一滴許してもらえれば
二滴、三滴と勢力を広げ
ついにはコップ一杯を占領する

ご用心 ご用心…
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まさに破壊は一瞬…だ

2011年08月24日 03時43分29秒 | Weblog
 
人気タレント島田紳助氏が暴力団との
親密交際を理由に芸能界を突然に引退とか
何十年もかけて積み上げてきたものが
まさに一瞬にして破壊されたのだ

建設は死闘・破壊は一瞬という
創立者の言葉は本当だ

傲慢は破壊の因
つくづく思う…


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