奇想庵＠goo

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アニメ感想：たまゆら～hitotose～ 第2話「やさしい香りに包まれた日、なので」

2011年10月13日 23時01分40秒 | アニメ・コミック・ゲーム
1話がOVA全4話のプレストーリーだったのに対して、2話はOVA後の話。
4人の出会いや、主人公の父を撮影した場所探しのエピソードがすっぽりと飛ばされた形だ。確かにOVAで描かれたところをTVシリーズで再び描いても仕方ないという見方はできるが、OVA未見の視聴者にとってはどんな感じなのだろうか。

TVシリーズということでキャラクターも増やす必要がある感じだけれど、新登場の主人公の担任教師はちょっと世界観から浮いた印象。
『ARIA』シリーズのスタッフによるオリジナルストーリーという点が売りのアニメだが、こうして見るとやはり『ARIA』は原作の力が強かったようにも感じる。

演出に関してはさすがに繊細に描いているので、もう少し地に足が着いたエピソードが欲しい感じだ。


アニメ感想：君と僕。 第1話「ボクらの17回目の春に」

2011年10月13日 22時49分49秒 | アニメ・コミック・ゲーム
男子高校生を主人公とした空気系アニメ。幼稚園時代からの幼なじみ4人組の日常を描く。

1話を見た率直な感想としては、やはり「萌え」なくして「空気系」は成り立たないのかと。世界が4人で完結している点は仕方ないとしても、クールな距離感が作品の空気から親しみやすさを奪っている感じがした。それが独特の味なのだろうが、1話の時点ではプラスとは感じられなかった。

思えば、男子高校生の青春グラフィティとして、『ここはグリーン・ウッド』という不世出の傑作があり、どうしても比べてしまいがちになりやすい。ああいう「熱さ」無しに見る者を惹きつけることができるのか。もう少し様子見といったところだろうか。